私たちの関係って…【nnw】 (ページ4)

今日:8 hit、昨日:108 hit、合計:47,788 hit

3 ページ4

お酒が入り、ある程度食事が終わってきた頃

大吾「ほな、先に失礼するな
お疲れ様〜」

全「お疲れ様(です)〜」

丈「相変わらず大吾は帰るの早いなぁ」

和也「大ちゃん彼女でも待ってるんちゃう？笑」

謙社「え？！おるん？！」

和也「いや、知らんけどww」

駿佑「知らんのかい！」

少しビクッとした

彼女の存在を疑っている中で異性の私が帰ると関係を疑われるのではないかと

でも早くでないと大ちゃんが待ってる

「ごめん、私も明日朝早くから仕事だから先に失礼するね」

恭平「え？！Aも帰るん？」

「うん、ごめんね
また一緒にご飯でも行こ！」

恭平「そうやな！
2人で行こな！」

流星「俺とも今度コスメ買いに行こな〜
新作がここ最近いっぱい出てんねん」

「うん！オフの日連絡するね〜」

恭平「あ！送って帰ろうか？」

「大丈夫！タクシー呼ぶから！」

恭平「そっか！気をつけて帰るんよ〜」

「うん！
じゃあ、お疲れ様でした」

全－大吾「おつかれ〜」

こうして2人で食事会を早めに抜けることができた

まだ残っている人たちはまた違う店で飲み直すらしい

『今出たよ』

大ちゃんにお店を出てメッセージを送った

ピコンッ

大吾『おっけ
もう待ってる』

『わかった
急いで行くね』

すぐに返ってきた返信

「気をつけて」とか気遣いの言葉なんてない

ファンの前では私に溺愛な大ちゃん

でもカメラが回らなくなると私に対して冷たいどころか近寄ってもこない

こうやって身体の関係を持つようになって2年ほど

メンバーはもちろんマネージャーすら私たちが仕事が終わると頻繁に身体を重ねていることを知らない

だからこそ、良き相談相手の丈くんにも

近くにいつもいる恭平くんにもこのことは言えないし、相談もできない

恋心ってなんだっけ？

最初は確かに好きだった大ちゃんと1つになれたことに嬉しさが勝っていた

でも今では

簡単に「好き」と伝えられない

苦しさばかりを感じる

身体の関係を初めて持った日

2人で決めたこと

「お互い恋人が出来たら辞める

絶対にお互い好意を抱かない」

なのにこうやって断らずに行くのは

まだ諦めきれない大ちゃんに対しての恋心があるから