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大西side
Aは俺にとって妹みたいな存在
Aが入所してきて、紹介があった時
俺の横には大ちゃんと正門くん
正直、最初は女であるAにこの仕事は務まらないと思っていた
俺と同じように考えてる人は結構いて、かなり最初は陰口を言われていた
そんなAが夜遅くまで練習する姿を初めて見たんは
大ちゃんとの仕事が終わって2人で帰ろうと廊下を歩いている時やった
大吾「…練習してる」
大ちゃんが急に足を止めた
流星「ん？誰が？」
大吾「最近入ってきたあの子」
そう言ってきた大ちゃんに近寄って中を覗いた
流星「…ほんまや」
鏡に向かって一生懸命練習する姿を見て
俺の考えは甘かったんやな
そう思った
確か年は俺の1つ年下
今度話してみようかな
そう思っていたある日
大吾「流星〜♡
おはよ〜♡」
俺がレッスン前に先に行って練習していると大ちゃんがやってきた
流星「大ちゃんおは…」
返事をしようと振り返ると
そこには何故かAがいた
いつ仲良くなったん？
そう思っていると
大吾「あ、そういえばまだ流星はAと話したこと無かったよな？」
「自己紹介する？」と大ちゃんがAに小さい声で話しかけると
「あ、はい！
はじめまして！大西さん！
枝原Aです！
大吾くんから大西さんがダンス上手だって聞きました！」
大吾「ちょうどここに行こう思ったらばったり会ったんよ！
Aな、ダンス未経験なんやって。
流星、Aも練習に混ぜても良い？」
ばったり会ったにしてはかなり仲がいい
「良ければたくさん学ばせていただきたいです！」
そう言ってAはお辞儀をして、大きな目で俺を見てきた
可愛い
そう思った
流星「……別にええけど」
大吾「A良かったな！」
いや、反応はや
「はい！
お願いします！」
俺もよく大きい目で可愛いって言われるけど
Aもかなり大きな目で可愛い
大吾「あ！せやせや！
流星も自己紹介しとき♡」
流星「大西流星です。
俺より1つ年下よな？何でも聞いてな」
そう言うと顔をくしゃっとさせながら言ってきた
「はい！お願いします、流星くん！」
それからAは飲み物を買いに一旦部屋を出た
これが俺とAが初めて話した日
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作者名：ぽんす | 作成日時：2024年2月21日 11時
