私たちの関係って…【nnw】 (ページ22)

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※やや大人な表現が含まれます

恭平くんの家を出てすぐ、大ちゃんにメッセージを送った

『どこに行けばいい？』

1分もしないうちに返信が返ってきた

大吾『俺の家に来て』

すぐにタクシーを拾い、住所を教えた

恭平くんの告白で少し揺らいだ

このままYESと返事をしたら

幸せになれるのかもしれない

こんな身体だけで繋がっていない純粋な恋愛で…

でも大ちゃんとの関係はもう抜け出せない所まで来ていた

中途半端な自分に嫌気がさす

そう思っていると、大ちゃんの家に着いていた

ピンポーンッ

ガチャっ

「………きゃっ」

チャイムを鳴らすとすぐにドアが開き、部屋の中に連れ込まれた

「………んっ………っはぁ」

それと同時に深いキス

深いキスが止み、大ちゃんの顔が離れると大ちゃんと目が合った

「………どうしたの？こんなに急に…」

大吾「…昨日は意識飛ぶほどしてもうたから今日はやめとこ思うたんやけど…」

確かに昨日はいつもより激しかった

大吾「……でも恭平からご飯誘われるあんたを思い出したら会いたなった…」

「…………え？」

大吾「今まで恭平とおったんやろ？」

「……へ？なんで………」

大吾「恭平の匂いがする」

「…………んっ」

そう言うと大ちゃんは私の首筋に顔を近づけてきた

そして、チクッとした痛みを首筋で感じた

「……だ、大ちゃんっ
跡はつけちゃダメだってっ
明日もっ……仕事だからっ」

そう言っても大ちゃんは手を服の中に入れてきた

あぁ、今日も溺れてくんだ…

気づけば大ちゃんに抱きしめられながら大ちゃんの少し大きめなベッドで寝ていた

こんな関係はダメだって分かってる

でもこうやって優しく彼女のように扱われると離れられない

恭平くんとのこと

大ちゃんに言うべきか…

でも大ちゃんは彼氏でも何でもない

ただのメンバー

恭平くんからの告白を言えば応援してくれる？

嫌だって駄々をこねてくれる？

それとも…

言い出せないのはきっと

私自身がこの関係を終わらせたくないから

この関係がなくなったら大ちゃんとの何もかもが崩れる

そう思うから

～たくさんの高評価、いいねありがとうございますm(_ _)m～