私たちの関係って…【nnw】 (ページ16)

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恭平くんに連れて来られたのは

いつも行く居酒屋ではなく

少しオシャレなカフェレストラン

「いつもと違ってオシャレなお店だね」

恭平「せやろ？
俺今日本気出してんねん」

「ん？どういうこと？」

恭平「Aは知らんでええよ」

そう言って恭平くんがメニューを見せてきた

私はワインとパスタ

恭平くんはワインにハンバーグ

ハンバーグを嬉しそうに頼む恭平くんの姿に少し可愛いなと思ってしまった

頼んだものが運ばれてくるまで、話題は私たちが初めて話した日のことになった

「恭平くんって初めて話した時は今みたいにデレデレしてなかったよね。
どっちかと言うと静かでクールって感じだった」

恭平「そうやね。
あの時の俺はクールが最強や思ってたから」

「そうなんだ笑
いつからだっけ？こんなに私と距離詰めてきたの」

恭平「いつからやろ？
俺は本能に任せてゴー！って感じやから！
気づけばAに俺の素の感情出してた」

「素の感情？笑」

恭平「せやで？
俺はAのこと大大大好きやから！」

「ありがとう笑
私も恭平くんのその優しさが好きだよ」

恭平「いや、俺の好きは…」

その後の言葉を聞こうとしたらちょうど頼んだものが届いた

「うわ！美味しそう！
恭平くん今先何て言おうとしたの？」

恭平「いや、何やったかな？
忘れてもうた笑
思い出したら言うわ」

「…？
わかった！」

それからは恭平くんが次はどんな髪色にするのか、私が集合場所に来るまでにあった大橋くんの面白かった話などで盛り上がった