ハグ (hys×ymgm) ページ10
山上side
林さんに抱きつきたい。いっぱい甘やかして欲しい
それでも僕はその気持ちを我慢している。林さんは今、大事な仕事をしているから
今、甘えたいと言ったら邪魔になってしまう。でも、林さんにくっつきたいと言う思いは止められず、林さんに後ろから抱きついた
山上「暖かい〜」
すると、林さんに急に振り払われた
嫌だったのかなとショックを受けていると、林さんがこう呟いた
林「後ろからはやだ。前からじゃ駄目?」
林さんはそう言いながら僕を抱きしめた
山上「でも、お邪魔じゃないですか?」
林「山上が邪魔なわけないじゃん。それよりこの方がはかどるし·····」
林さんは僕を抱きしめながらカタカタとパソコンのキーボードを叩く
時折、僕の頭を撫でてくれる。その大きな手が優しくて暖かった
林「やっぱり山上がいるとはかどるわ」
山上「そういうものなんですか?」
林「そりゃそうでしょ、だって大好きな人がこんな近くにいるんだよ?やる気なんていくらでも湧いてくるよ」
はっきりとそう言う林さん。僕は恥ずかしさと嬉しさで林さんの胸に顔を埋めた
林「あ、山上照れてるな?めっちゃ耳赤いよ笑」
山上「林さんが大好きなんて簡単に言うからじゃないですか!!」
僕は少しムキになりそう言った
林「好きな人に大好きと言って何が悪いの?それとも山上は俺の事好きじゃないの?」
山上「大好きですよ!!バカ!!」
するとやっぱりねと林さんはクスクスと笑った。なんかうまく転がされている気がする
林「ねえ、山上?」
山上「なんですか?」
林「山上はいつになったら俺を名前で呼んでくれるの?ね、大喜?」
不意に名前を呼ばれ胸の当たりが締め付けられるような気がした。
山上「て、、、輝幸·····さん」
林「いい子だね、大喜」
優しくて色っぽいその顔に僕の目が奪われてしまった。そらそうとしても、林さんの目に吸い込まれたかのように目が離せない
林「これからもずっと大好きだよ。絶対に離さないから。大喜が嫌だと言ってもね」
僕が林さんから離れるはずがない。離れる時は僕が死んでしまった時だ
でも、それは今は言わない。恥ずかしいし、言ったら何されるか分からないから
今、僕が言える事は··········
山上「輝幸さんこそ離れないでくださいよ」
林さんと抱きしめ触れ合うこの時間がずっと続けばいい。そう思い、僕はいっそう抱きしめる力を少し強くした
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宙陸(そらりく)(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!!個人的に上手く書けたか不安だったので喜んで貰えてよかったです!! (1月4日 7時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
あい - sgmrすごく良かったです!!kwmrさん受けが大好きなのでまたkwmrさん受けの作品を書いていただけたら嬉しいです。ありがとうございました! (1月3日 20時) (レス) id: 953677f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
宙陸(そらりく)(プロフ) - かいさん» 神だなんて大袈裟ですよ(笑)!でもありがとうございます!喜んで貰えたなら良かったです! (1月3日 19時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
かい - 見るのが遅くなってすみません!izkm、最高でした!!いつも神みたいな作品ばっかりで感動しています!ありがとうございます! (1月3日 17時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
狐犬(こいぬ)(プロフ) - かいさん» リクエストありがとうございます!遅くなりましたが、書いてみました!いかがですかね? (1月1日 15時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ル二 | 作成日時:2023年7月1日 15時