とあるクイズ集団のBL日常 Part２

好きになっちゃ (kwkm×sgi） ページ1

川上side



俺は須貝さんが好きだ。だから、俺なりの色々なやり方でアピールしてるのに··········



川上「須貝さーん、これ食べます？」


須貝「おー！これ俺がめっちゃ好きなやつじゃん！ありがとう！川上！」



例えば、須貝さんの好きなお菓子をあげてみたり··········



川上「須貝さん、来週の休みここに一緒に行きません？」


須貝「ここ！俺行ってみたかったんだよね！絶対行くは！」



休みの日に遊びに誘ってみたり··········



川上「須貝さーん！」


須貝「うわ！なんだ川上か、どうした？」


川上「なんかくっついていたい気分なんです！」


須貝「珍しいな」



思い切って抱きついたこともあった。なのに須貝さんは一向に俺の気持ちに気付いてくれない



川上「もっとはっきりと言わないと駄目なのか？」



そう思い思っ切って言ってみることにした。昼間のオフィス。そして二人きりのこの状況


今がチャンスだ！



川上「あの！須貝さん！」


須貝「ん？どうした川上？」


川上「俺！須貝さんの事が好きなんです！」



ここまではっきり伝えれば流石に気付くだろう


そう思ったのに·····



須貝「おう！俺も好きだぞ！川上は大事な仲間だからな！」



須貝さんに俺の気持ちは全くと言っていいほど伝わってなかった



川上「そうですか·····」



俺は部屋を出ようとした。なんだかここに居たくなかった



須貝「どこ行くんだ？」


川上「ちょっとトイレに·····」



須貝さんに嘘をつき部屋を出た。空き室に入り、鍵を閉め、俺はひたすら泣いた



川上「くうっ·····くっ·····くっ ううっ····· うっうっ……」



どうして·····？どうして伝わらないの·····？俺はこんなに須貝さんが好きなのに·····愛しているのに·····


ああ、こんな事なら須貝さんの事好きにならなければ良かった、、、、


そんな事考えていたら急にドアが開いた



須貝「川上！」



須貝さんが俺の体を優しく抱きしめた



須貝「ごめん·····川上··········ごめん·····俺·····本当は川上の事が好きだったから·····」



川上「嘘つかないで下さい」



須貝「嘘じゃない！ずっと好きだった·····川上が俺の為にしてくれてた事全部知ってた··········でも、俺どうやって返せばいいか分からなくて·····」



俺は泣きじゃくる須貝さんにそっとキスをした


1度諦めかけた恋だけど、やっぱりあなたを好きになって良かった

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