とあるクイズ集団のBL日常

二重人格とヤンデレ (hys×ymgm) ページ24

林side



俺には悩みがある。俺はいつからか分からないけど人格が突如変わる事がある


いわゆる二重人格という奴だ


もう1人の俺ははとても威圧的で暴力的な性格。そのせいで長く付き合える友達は出来たことがない


現に今だって恋人である山上にあんな事を··········



山上「林さん！おかえりなさい！」



家に帰ると山上が出迎えてくれる。普段なら嬉しくてたまらないのだが今はウザイという感情しか湧かなかった


俺は山上を無視して部屋に入る



山上「林さん？もしかしてあれですか？」



俺が返事をしないのをわかっているのか山上は話を続けていた



山上「そうだ林さん、ご飯にしますか？それとも先にお風呂にします？」



無愛想な俺に健気に話しかけてくれる山上。だが、今の俺には気持ち悪くて邪魔な存在でしか無かった



林「あのさ」


山上「はい、なんでしょう？」


林「さっきからうるさいんだけど」


山上「ご、ごめんなさい」



俺の鋭い言葉に山上は萎縮してしまう。ごめん、本当はそんな事言いたくなんかない


そんな俺の意思とは裏腹に酷いことを口走る



林「てかさ、お前邪魔なんだよね。消えてくんない？」



俺は拳を振り上げ山上を思っきり殴った。俺に殴られた山上は頬を抑え横たわった


それを見て本来の俺戻って来る感覚がした



林「山上！」



俺は横たわる山上を抱きしめる。俺はまたやってしまた


俺は山上を傷つけたい訳じゃないのに！



林「ごめん·······山上··········ごめん·····ごめん」



俺はやっぱり山上と一緒にいちゃいけないんだ！俺と一緒にいたら山上は幸せになれない！


俺は次の日の早朝書き置きを残し、最低限の荷物を持ち家を出る



さようなら、山上。今度は俺じゃない別の人と幸せになれよ

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