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山本side
久しぶりに夢を見た毎日のように誰かと一緒に遊んでいた。でも、ある日突然いなくなり、今では顔すら思い出せない
このライオンの住処に連れてこられて早数ヶ月がたった
嬉しい事に食べられる事はなかった。この群れのボス的存在伊沢さんのおかげなんだけど·····
今日は散歩に行くらしいので僕もついて行くことに。
伊沢「ふわぁぁぁーーー」
伊沢さんが大きな欠伸をする
山本「眠いの？」
伊沢「ああ、昨日はちょっと寝るのが遅すぎたみたいだ」
最初は怖かった伊沢さんは今では全く怖くない。それどころか僕を天敵から守ってくれるヒーローみたいな存在だ。
確か、昔にもそんな存在がいたような気がする
伊沢「そろそろ帰るか」
山本「うん」
僕達が帰ろうとした時······
「待ちな！」
僕達を呼び止める声がした。そこには三匹のライオンがたっていた
伊沢さんが威嚇しているという事は僕らの敵なのだろう。
伊沢「お前は下がってろ！」
僕を守ると言わんばかりに戦う姿勢を取る姿を見て僕の中で消えかかっていた記憶が鮮明に浮かび上がる
僕には兄がいた事。その兄がライオンである伊沢さんだという事。そして兄である伊沢さんが僕達を守る為に1人で戦ってくれた事
なんで忘れてたんだろう。僕にとって大切な存在だったはずなのに。そんな大切な存在が傷付いているのに何も出来ない僕が嫌だ！
僕は無意識のうちに敵に向かって走り出していた。自慢の頭突きが1匹に当たり目を回して倒れていた
仲間がやられ怒った1匹に爪を突き立てられ、そこから血が溢れ出す。僕は恐怖で固まってしまった
しかし、僕の体に突き刺さってた爪が外れた
拓にぃが助けてくれたのだ。拓にぃは残りの奴らも倒してくれた
僕は拓にぃに抱えられ住処に戻った
伊沢「なんであんな真似をしたんだ！」
言う事聞かなかった僕に拓にぃは怒っていた
山本「ごめん、拓にぃ」
その言葉を聞いて驚いた様な顔をした
伊沢「お前、いつから·····」
山本「僕を庇おうとした時、なんか昔もこんな事あったような気がして·····そしたら全部思い出した」
伊沢「ごめんな·····」
山本「謝らないで！拓にぃは僕を守ろうとしてくれたでしょう？」
伊沢「でも、父さん達は守れなかった！」
山本「でも守ろうとしてくれたんでしょう？じゃあ、これからはお父さんの代わりに僕を守ってよ！」
だって拓にぃは僕にとってもう1匹のヒーローだから！
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小狐(プロフ) - yit高梨アヤメさん» ほんとですね！いつの間にか立ってました！自分はフラグ立てた覚えがないので間違って触れてしまったんでしょうか？ご指摘ありがとうございます！ (9月9日 19時) (
レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - オリ.ジナル.フラ.グが立ってしまっています…💦 (9月9日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - konyaruさん» いえいえ〜♪♪、こちらこそありがとうございます!!リクエストはいつでも募集中です!! (6月10日 16時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
konyaru - ハワ〜〜！すんごく好きです！！ありがとうございます！！この2人ペアが結構好きなので、またリクエストするかもです！ありがとうございます！！ (6月10日 14時) (レス) @page29 id: 0d101b2ada (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - konyaruさん» 自分の作品を褒めて下さりありがとうございます。遅くなりましたが書いてみましたがいかがでしょうか？不満な点がありましたらいつでも言ってください (6月10日 11時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ル二 | 作成日時：2023年6月4日 9時
