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伊沢side
あれはまだ俺が小さい頃の話
俺は両親に捨てられたんだ
伊沢「待ってよ！母さん！父さん！」
何度呼びかけても父さんも母さんも止まってくれず、とうとう俺は追いつく事が出来ず両親の姿が見えなくなってしまった
伊沢「母さん、、、父さん、、、(泣)」
俺は疲れて道端に倒れた
その時草むらからガサガサと音がして顔を上げた
「あら？ライオンだわ！」
「子供みたいだな」
どうやらヤギの夫婦らしいく、トコトコとこちらに近づいてくる
「貴方、大丈夫？」
「親にでも捨てられたのかもな」
「あら、それは可哀想だわ。貴方、私達の一緒に来る？」
「おい！連れていてってどうする！」
「だって、このままじゃこの子死んでしまうわ！そんなの可哀想じゃない！」
「全くしょうがないなぁ」
「坊や、私達と一緒に行きましょ」
俺は両親に捨てられた。でも、それと同時に新しい家族が出来た
両親はライオンである俺を本当の息子の様に育ててくれただけでなく、拓司という新しい名前もくれた
両親だけじゃないく、群れの皆も暖かく迎えて入れてくれた
群れの仲間になり俺に弟が出来た。そう、両親から子供が生まれたのだ
名を祥彰と言う
山本「拓にぃー！」
人懐っこい性格で可愛くて仕方がなかった
しかし、そんな幸せは長くは続かなかった。
「おーい！みんな！ここにヤギに育てられた落ちこぼれのライオンがいるぞ！」
ヤギの群れにライオンの群れがやってきたのだ。皆ライオンの恐怖に駆られ、一目散に逃げ出した
山本「拓にぃ、怖いよー」
祥彰は怖がって俺の後ろに隠れる
俺がこいつを守らなきゃ！
そう思いライオンの群れに向き直る
「なんだ？やる気か？」
「ヤギに育てられた落ちこぼれが俺達に敵う訳ねぇだろ」
確かに相手の言う通りだ。心優しい山羊に育てられた俺は戦い方を知らない。分が悪いのは目に見えてる
伊沢「お前は父さんと母さんと一緒に逃げろ」
山本「でも！そしたら拓にぃはどうなるの！」
伊沢「俺は大丈夫だ！あとから必ず追いつくだから先に行け！」
山本「ごめん！拓にい！」
祥彰は父さんと母さんの元まで走る。そして3人一緒に遠くに逃げ出す足音が響いた
俺は祥彰のすすり泣きながら両親と逃げていく姿をバックにし、相手に向き直る
「あ？お前一人で俺らと戦うつもりか？」
伊沢「家族に手出しはさせない！」
俺は必死の思いで飛びかかった
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小狐(プロフ) - yit高梨アヤメさん» ほんとですね！いつの間にか立ってました！自分はフラグ立てた覚えがないので間違って触れてしまったんでしょうか？ご指摘ありがとうございます！ (9月9日 19時) (
レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - オリ.ジナル.フラ.グが立ってしまっています…💦 (9月9日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - konyaruさん» いえいえ〜♪♪、こちらこそありがとうございます!!リクエストはいつでも募集中です!! (6月10日 16時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
konyaru - ハワ〜〜！すんごく好きです！！ありがとうございます！！この2人ペアが結構好きなので、またリクエストするかもです！ありがとうございます！！ (6月10日 14時) (レス) @page29 id: 0d101b2ada (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - konyaruさん» 自分の作品を褒めて下さりありがとうございます。遅くなりましたが書いてみましたがいかがでしょうか？不満な点がありましたらいつでも言ってください (6月10日 11時) (レス) id: 89006b81e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ル二 | 作成日時：2023年6月4日 9時
