Story -6- ページ6
一時休戦なのか、私はソファーに座り、北門さんと是国さんと音済さんと釈村さんと談笑を始めた。
北門「ところで他の皆は?」
釈村「リーダーとひかるんと龍殿は今晩の夕飯の買い出しですよ。」
音済「阿修はさっきの通りで、金城は多分地下だろう。愛染は知らない」
へえ、なんて通常運転の返事をする二人だが、私的には前者の言葉に出て来たすごい名前について気になった。
これは釈村さんが全てあだ名をつけたのか、さっきも、音済さんのことをももたすと。
釈村「そうだ空木さん!今晩、僕達と夕食一緒にしませんか?」
A「え!?それは、悪いですよ!!」
何を言い出すのかと思えば、夕食を一緒にって。しかもさっきの会話からすればきっと彼等は自炊をしているはず。
ただでさえ大変なのに私一人追加したらもっと迷惑をかけてしまう、というかまずここにいる時点で迷惑はかかっているのだろうけど。
音済「ミカ、突然すぎではないか?」
釈村「大丈夫ですよ、リーダーだって言えば何とかして貰えますし。後々視線が怖いですが」
是国「ちょっとちょっと、勝手に話進んでるけど、一応Aを連れてきたのは僕達なんだからね?」
北門「そうだね、俺としては竜持の作るご飯を食べてほしいって気はするけど」
是国「僕が作るの?」
北門「今日当番でしょう?」
勝手に話が進んでいるのには突っ込んだ方が良いのか。私はひたすら苦笑いを浮かべて彼らの会話を聞くだけだった。
だが、やっぱりこれだけは言いたかった
A「あ、あのう……
私、やっぱりホテルに帰ります」
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ユウ - 更新、頑張って下さい!応援してます! (2017年7月29日 12時) (レス) id: 7dbd32ccfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆか | 作成日時:2017年7月20日 15時