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__________次の日。
熱も安定してきたので、リハビリがてら
中庭に来てベンチで休んでいると
「何してるんですか？」
後ろから声をかけられ、振り向くと
安藤先生が立っていた。
「やだ、顔怖いですよ？笑」
『あなたが嫌いなので』
「相変わらず素直ですねー笑」
可笑しそうに笑う安藤先生を見て、思わずため息が出た。
「人の顔見てため息吐くなんて失礼よ？」
『……先生に会うと治るものも治らないと思います』
「何それ笑、まるで私がストレスの原因みたいじゃない」
『まぁ、遠からず』
そう答えると
安藤先生は笑いながら隣に腰かけている
「私はてっきり、消太くんのことで悩んでるのかと思ったんだけどなー？」
夏らしい、湿気を帯びた熱風が頬を掠めた。
チラっと隣を見ると
安藤先生がこちらを覗き込んでいる
『……悩んでません、考えてるだけです』
「それで自分の身が持たないんだったら、どっちにしろ同じじゃない笑。やっぱり『先生』
この人に、一度聞いてみたかった。
『先生は消太さんのどこを好きになったんですか？』
「………は？」
安藤先生はほんの一瞬目を見開くと
暫くして、呆れたようにため息を吐いた。
「なに急に。……ま。私たちって職業柄男にモテないじゃない？いい男も周りにいないし。
……けど、彼と初めて話した時
この人と付き合いたいって純粋にそう思ったの」
本当は気づいていた
2人が一緒にいる所を見る度
先生が消太さんを本当に大事に思ってることも
『……そうですか』
そんな2人を見て
なぜか安心する自分がいたことも
「というか何なの」
『聞いてみたかっただけです、じゃ私は戻ります』
「ねぇ」
立ち上がろうとすると、急に呼び止められた。
「私、本気だから」
その声が、あまりに凛としていて
思わず息を飲んでしまった。
『……なんか腹立つ「他に言うことあるでしょ！」…っ笑』
先生は少し目を丸くして
訳が分からないと言いたげな顔でこっちを見ている。
『では、失礼します』
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ビビ(プロフ) - みるくてぃさん» うれしい…！涙、完結まで見届けていただいてありがとうございました！！ (2021年10月7日 16時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最高でした！！また見返そうと思います！ (2021年10月7日 0時) (レス) @page50 id: 850a94406b (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ゆまさん» ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます！！楽しんでいただけて良かったです！😭 (2021年10月5日 12時) (レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 本っっ当に最高でした！！！完結が少し寂しいですが、またお話し待ってます！ (2021年10月5日 11時) (レス) @page50 id: 1762eb9ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - みかさん» ありがとうございます！泣 楽しんでもらえて本当に良かったです！！応援していただいて、本当にありがとうございました！ (2021年10月5日 10時) (レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年8月14日 20時
