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___________1週間後
『古文読めないとかいよいよ意味分かんないんだけど』
「でた！また暴言！！」
『どういう思考したらこんな点取れんのかって聞いてんのよ…(怒)』
「ねぇ〜！怒んないって言ったじゃ〜ん！！泣」
落ち着け、落ち着け、殴ったらダメだ。
1週間もやってると、こいつらのアホさにもいい加減疲れてきた。
『あー…もう…じゃあまずストーリーから理解しろ』
「「・・・ストーリー？」」
そこハモるとこじゃないんだわ
『……はぁ…例えばここの古文ね。これはチラっと見た女につきまとって最後は夜這いしてヤッちゃう話。イカれたストーカーの話って覚えとけ』
「！？」
「ちょっ…古文ってそんな過激な感じすか？！」
芦戸も上鳴も、さっきまでの生意気な態度とはうって変わって少し気まずそうにしていた。
何急にしおらしくなってんだ
『古文に載ってるヤツなんてみんな頭沸いてんのよ。この話も女中と「おい(怒)」
廊下の方から声が聞こえ見ると
なぜか、あの先生が窓からこっちを睨んでいた。
『なんですか』
「お前余計ことまで教えるな」
『よけーなことじゃないです。変に勘繰らないでくださーい』
てか…こいつ何で2年の階にいんのよ
「先生！聞いてくださいよ！！センパイ俺らのこと罵倒しかしないんすけど！！」
『あんたたちの飲み込みが悪すぎんのよ』
「ほら！！」
テストまであと２日だってのに
面倒見てやってるだけありがたいと思えや！(怒)
「時間がない中お前らの面倒見てくれてんだ。いくら態度が悪くても、少しくらい我慢しろ」
『え？センセー初めていいこと言えたね』
「あとお前はもっと丁寧に教えてやれ。結局赤点回避できませんでしたじゃ話にならん」
あーやっぱ最悪だわ。
先生を睨みながら、ぬるくなったコーラを一口飲んだ。
『私が教えて赤点とかマジないから。
……とりあえず、もっかい現代語訳からやるわよ』
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
