35 ページ36
「うわ汚ったな…」
『……今、なんて？』
「汚ったな」
『じゃないその前！！』
「子どもできたかも」
…ハ……はぁ？コドモ……こどもって…あの
ガラっ
「『！』」
太宰のド級の告白に気を取られていると、突然体育倉庫のドアが開いた。
誰かいると思った瞬間
1秒にも満たない間に一瞬色んなことが頭を過ぎったが
「おい」
そこにいたのは、偶然にもあの先生だった。
『……え、何してんの』
「授業で使う道具を取りに来たんだよ。そしたらお前らが、」
……いや、まぁ…
「……ん"ん。で、さっきの話は本当か」
「相澤センセー、盗み聞きとか趣味悪いっすね」
「聞こえたもんは仕方ないだろ。それより本当なのか早く答えろ」
太宰は舌打ちをすると面倒臭そうに先生の方を睨んいた。
が、せんせーは別にそれに怯むでもなくただ黙って太宰の返事を待っているらしかった。
ガサっ…
『…！』
とその時、背後で草が踏みつけられたような音が聞こえてきた。
他にも誰かいるんじゃないかと思って2人にも聞こうと思ったけど、全然そんな雰囲気じゃないし
仕方なく後ろの草影の辺りを確認してみると
『あ』
「！！」
うちの制服を着た生徒が1人
顔を引き攣らせながら背後の植木になぜか隠れていた。
……え、何やってんの
あれ…でも、なんだっけ
こいつどっかで_________
『……あ！！お前タバコの…ミ…みうら！』
「っ…三島よ！三島菜奈！！(怒)」
『(怒)お前な！あの時オマエが見間違えたせいでガチ迷惑したんだからな！？てかあれ本当に私のじゃないし！！』
「ちょっ…離しなさいよ！ていうか知ってるわよそんなこと！！だってあれ私が持ってきたやつだし！あなたに嫌がらせできれば何だってよかったのよ！！」
『はぁ！？(怒)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
