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『せんせー！！』
「！」
『そこ居て！』
『はっ…はぁ！』
一気に階段を駆け降り
上がった息を整えながら先生のとこへ行くと、不思議そうに顔を顰められた。
「何慌ててんだ」
『あそこから見えたから！』
「で走って来たのか」
『そ！』
乱れた前髪を軽く抑えながら答えると
相澤先生は何も言わず、じっとこっちを見ていた。
「…なんかいいことでもあったのか？」
『え？』
「お前がテンション高いのは珍しいだろ」
いいこと…フフ笑
『ねぇ、目瞑って手出して笑』
「は？」
『ほら早く！』
先生は面倒くさそうにこっちを見ていたが、渋々目を瞑って手を前に出した。
『はい、開けて』
「…は？」
『この前修学旅行で買ったの。1個余ったからあげる！』
手の上には「I ♡KYOTO」とプリントされたライター、京都で買ったあのお土産を置いた。
やっぱ買って正解だったな〜笑
だって喫煙者にはこういうのが喜ばれそうじゃん！
アイザワ先生は黙ったままライターを凝視している。
……あーこれはあれか。感激して言葉無くしてる系のやつか。笑
ませんせーはどうせ生徒にプレゼントなんて貰ったことなんかないだろうし笑(※ド偏見)
てか嬉しいのは分かったからそろそろ何か言いなさいよ
どう？気に入った！？ねぇ！！
『ま…まぁ！この前コーラとか奢ってもらったからそのお礼っていうか「はぁ…」
・・・ん？え、今ため息ついた？
「……校内は火気厳禁だ。もちろん、ライター及びその他の着火類の持ち込みも禁止されている」
『え』
「アホか」
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
