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ノートを取ろうとしたら、ひょいと上にあげられた。
……いやいやいやいや流石にまずいって！！
『それあたしのです！返して下さい！』
「俺の質問に答えたら返してやる。まず……お前は学校になんてもん持ってきてんだ」
っ…やっぱこいつちゃんと中見てんじゃん！！
「生徒の趣味にまで口出しする気はないが、お前の歳でこういうのはまだ……早すぎだ。」
『口出しする気がないなら返してください！もう先生にも見せませんから！「そういう問題じゃねんだよ(怒)」
あ"ー…もうバカじゃん…
マジで迂闊だった。あの時振り返ってれば…
「とにかく、もうこれは学校に持ってくるな」
『……は？どうして？』
そう言うと、先生は一瞬ぽかんとした顔になり
その後盛大にため息を吐いていた。
「……百歩譲って別に家で書く分には構わん。
けどもしまた落としでもしたら、お前色々と噂されんぞ」
『まぁ…確かに、失くした時は「やっば！！」ってなったけど
よくよく考えたら噂ならもう色々あるし。それにアタシ、学校の方が集中して書けるんです』
てかもういいじゃん…早く返せよ。
「…他の生徒への影響を鑑みても、やっぱりこういうのは学校に相応しくない」
『学校で見せる相手は1人しかいませんし、そもそも他の連中に見せたことないです』
私がそう言うと、先生はさっきよりも大きくため息を吐いた。
こういう大人ってほんと面倒だな…ほっとけばいいものを。
「……つか、よりによって何でこういう類のものを書く。
もっと他にあるだろ」
『それは、』
私が理由を言ってもこの先生は理解できないと思う。
確かに
ハタから見ればロクでもないことを書いてるよーに見えるのかも
でも、私には大切なことだ。
『ダメですか？女子高生が官能小説を書いたら』
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
