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隣を見ると、あの太宰が珍しく目を丸くしてこっちを見ていた。
『行かないっていうか…そもそも修学旅行って言っても5万以上するじゃん。そんな金ないし』
「……」
『何』
「いや、所得の低い家の子って大変だなって。軽くカルチャーショックだわ」
『お前だから友達いないんだよ(怒)』
不憫そうにこっちを見る太宰を睨み返した。
そりゃお前みたいなヤツが団体行動に向いてる訳ないわ。(怒)
「え、じゃあ修学旅行っていうか。そもそも旅行行ったことあんの？」
『あー…ないかな。てかほとんどあの街から出たことないわ』
「(合掌)」
『(イラっ)…そもそもあそこには何でもあるし。マックも本屋もスーパーもあるんだから外に出る必要がないの！』
「(合掌)」
『っ"…お前ほんとそういうとこだぞ！！(怒)』
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『タッダイマ〜』
「お、きたきた。おかえりAチャーン笑」
『え、何でいんの』
スーパーに寄って帰ると
リビングにはマコさんとナオちゃん、それに珍しくギランさんもいた。
「おかえり〜。今日たまたまギランと会ってねー」
「A〜！今日のごはんなに？あたしお腹空いちゃった〜〜」
マコさんとギランさんは、まだ6時だと言うのにもう飲み始めている。
ナオちゃんはというと早速私が買ってきた材料を漁っていた。
『……2人とも今何時だと思ってんの。後から悪酔いとかマジでやめてよね。ダルいから』
「ハハハ！随分とまぁ生意気なガキになったな〜笑」
「えぇーまた麻婆〜？」
全く収拾のつかないリビングに、思わずため息が出た。
「あ、それはそうとレシート出して」
『あーうん』
鞄の中から財布をとり、さっき買った食材のレシートをマコさんに渡していると
「ん、何これ？」
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
