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『……は？』
「…え？相澤先生？」
「はい。恐らく俺が落とした物です」
「！しかし、三島は三上の鞄から落ちたとこを見たと…」
「どこで見たんだ」
「！えっと…今朝、校門のところで…」
「じゃあ多分三上と話してた時に俺が落としたんだ」
あの先生はそう言うと机にあったタバコを取り、うちの担任に頭を下げていた。
「すみません、俺の注意不足です」
「っ…そういうことなら…。校内は禁煙なんですから相澤先生もむやみに持ち込まないで下さい。っ…お前らもさっさと教室戻れ！」
「三上」
『…え』
「少し用があるから来い」
そして先生は、何もなかったように職員室の外へ歩き出していた。
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「これ『待って』！」
廊下に出てアイザワ先生がこっちを振り向いた瞬間
首の布を掴み、そのまま私の方へ引き寄せた。
「っ…何『やっぱり』
首元と頬の周りを嗅いだ。
『……あの煙草先生のじゃないでしょ』
睨みがちに先生を見ると、アイザワ先生は反対に目を見開いていた。
「何でそう思う」
『先生からはもっとメンソールの匂いする。…あんな甘いタバコ吸うわけないじゃん』
そう答えると、何だか力が抜けて
掴んでいた手を離してしまった。
『……本当に私のだったら、どうするつもりだったのよ』(ﾎﾞｿｯ)
この人の真意が分からなくて、恐怖に近い気持ちが少しずつ鼓動を早めていく。
今朝のこともあって、余計にこの人がどうしてこんなことをしたのか理解できなかった。
「けどお前のじゃないんだろ」
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
