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『いや…中学のとかそれ全部噂ですから』
「そういう話をしているんじゃない！疑われるような奴ってことが問題なんだ！！」
はぁ…だる…。
担任が急に大声を上げたからか、周りの先生たちも一斉にこっちに視線を向けていた。
『てかピアスとかもうちの学校ってそういうのオッケーじゃん。別に誰にも迷惑かけてなくないすか』
「話をすり替えるな！」
『いやセンセーが言ってたんだけど』
「っうるさい！大体こんな事は言いたくないがお前がそんななのはお前の家庭環境にも問題が_______」
担任はまだ怒鳴り続けている。
こういうオトナに遭遇するのは、道で犬とすれ違うような確率だから別にもう何も思わないけど。
面倒な事には変わりない。
だから、こういう時は時間が過ぎるのを待つのが一番だ。
目の前のバカなオトナたちが諦めるまで
或いは、本当のことが分かるまで待つ。
怒鳴り声も
見てるだけのオトナの視線も全部シャットアウトして
サリンジャーのライ麦畑を頭の中で読み返したりしてさ
そうしていると何も考えなくて済む。
こんな無駄な時間もないけど
やってもないことを認めるなんて絶対イヤ
だから、今までずっとこうやってきたんだ。
「〜〜なんだよ！いい加減に「あの」
主人公のホールデンが、スペンサー先生の家を立ち去る場面を思い出していた時
「多分、それ俺のです」
別のオトナが会話に立ち入っていた。
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
