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『はぁ？何で』
「放課後まで俺が預かっとく」
『いや意味分かんないし』
「そもそも校内で使う必要はないだろ。今出さなかったら、今度は本当に反省文書かせるからな」
まじ…こいつどんだけ反省文好きなの？
飄々と手を出すこの人を見ていると
色々と思い出してきて
とにかく全部が癪に触って、イラついて仕方なかった。
「早く『ん"っ！！』
イヤホンごと携帯を先生の胸に押しつけた。
『まじ大っ嫌い！！』
___________________________________相澤side
「Oh！MIKAMI！元気かー！」
『(素通り)』
「て無視か！！シヴィーー！！！」
前から歩いてきたマイクの声も無視して、あいつは校舎に入って行った。
「なんだアイツ？今日機嫌ワリィな」
「……お前、あの生徒のこと知ってんのか」
「あ？知ってるも何もオレ三上のクラスの英語担当してっし！」
近くに来たマイクに聞くと、気分良さげにそう答えていた。
「他の先生らからの評判はワリィけど、話してみるとあいつ案外いいヤツだぞ！」
「まぁ、あんな態度取ってたらそりゃ悪いよな」
「あーそれもだけど……ま！オレはフツーに好きだけどな！本も音楽もいい趣味してるし、たまにいい顔して笑うしな！」
「あいつ笑うのか？」
予想外の言葉に少し驚いた。
馬鹿にするように笑ったとこは見たことはあるが、あいつが笑うイメージはほとんどない。
話していてもほぼ真顔かキレるかのどちらかで
昨日も明らかに不機嫌になって帰って行ったし。
というか
アイツが年相応に笑ってるとこを、俺は見たことがない。
「てかお前はなんで三上のこと知ってんの？」
「(聞いてない)」
「え、オマエも無視？」
絡まったイヤホンをほどいて、スマホごとポケットにしまった。
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
