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そう言って睨み返すと、今度は少し真剣な顔でこっちを見ていた。
ていうか…こいつとことんめんどくさいタイプのやつだな。
『…はいなんすかー。もう帰りたいんだけど』
「長編にも短編にも、お前の全部の小説に出てくる主人公のMは誰かをモデルにしてんのか」
__________喉がギュっと鳴る。
その瞬間、さっきまでは別にそうでもなかったのに
初夏特有の蒸し暑さが急に鬱陶しく感じた。
ゲップまではいかない 喉にガスがこもるようなこの感じも
汗で髪が首に張り付く感じも
どっちも不愉快だと思った。
『____別に。そんなのいないけど』
「じゃあ、全部ハッピーエンドなのには何か理由があんのか」
『ひとつって言ったじゃん、２つ聞いてるし』
立ち上がって、空のペットボトルをゴミ箱に入れた。
『じゃ、コーラどーも』
そのままノートと鞄を持ち、下駄箱へと向かった。
ベタつく蒸し暑さと遠くから聞こえるセミ声がいつも以上に煩わしかった。
夏の始まりを感じる放課後。
一気に炭酸を飲んだせいでもうお腹いっぱいだ。
『……うざ』
靴に履き替える前に、ノートを鞄の中にしまった。
…………………………………………………………………………………
去年の8月から更新を停止していましたが、また書いていきたいと思います！
お暇な時にでも読んでいただけるとうれしいです！
ちゃんと完結させぇ！！(※自戒を込めて)
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ビビ(プロフ) - あゝさん» ありがとうございます！！ものすごく更新が遅くなってしまい申し訳ないです…( )ちゃんと完結できるようがんばります…！ (2022年4月4日 9時) (
レス) id: 703d6ad490 (このIDを非表示/違反報告)
あゝ - この作品が大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年3月26日 12時) (レス) @page33 id: 9b530e966e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ | 作成日時：2021年7月15日 9時
