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4. ページ4

貴方.



「あれ、A、友野くんのジャージやん」

『何か着せられた……自分のあるのに』

「Aのことだとすぐ世話したがるね」

『そうなんかな』




知子と新葉に「結構ぼーっとしてるもん」と声を揃えて言われる。
いや、まあ、分かってるけど。一希だってかなりふわふわしてるけど、その一希に面倒見られてちゃ終わりだ。




『まあいいや。一希のフリー終わったら返しに行ってくる。』

「そんなこと言ってる間に始まるよ!」




新葉に引っ張られて、思わず前のめりになってリンクの中央に立つ一希を見つめる。

大丈夫、そう何度も繰り返す一希だけど、本当に大丈夫だと思う。
ショートも、ミラノの人たちが惹き込まれてしまうような演技だった。一晩で世界中を虜にした一希だから、絶対に大丈夫。




『一希!いけ!!……あ、』




クスクス、と私を笑う声が聞こえた。
あるよね、静まり返った瞬間に声が響いちゃうことって……少し恥ずかしいけど、相変わらず顔が赤くなったりはしない。




「ポーカーフェイスやなあ」

『意識してないんやけど』

「してたら凄いよ」

5.→←3.



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あお - 26話、「好きやねんやろ」よりも、「好きなんやろ」のほうがよいと思います。途中までしか読んでいないので、楽しんで続きを読ませていただきます (2019年1月5日 20時) (レス) id: 9b31bd131c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星原 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年9月18日 23時

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