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貴方.
『三橋さーん！おはようございます！』
「おー、はよ。オメェは朝から元気だなァ……」
「そこがいいんじゃないの。おはよう、Aちゃん！」
「だなァ。おはよう」
『ふふ。伊藤さんも理子さんもおはようございます！』
私がなぜここまで元気なのかと言うと、これといった理由はないけれど、三橋さんたちを陥れようとする奴らを捕まえることが出来て、スッキリしていることが最大の理由かなと思う。
三人の隣に並んで今後のことを話していると、佐川さんが何やら白い袋を持って、私たちに駆け寄ってきた。
「三橋さん！丁度いいところに！」
「おお、何だ。佐川じゃねえか」
『佐川さん、それ何ですか？』
「金っすよ！」
嬉しそうにそれを見せる佐川さんは、「まだ少ないけど、皆協力してくれて」と説明する。
そんな佐川さんの表情とは打って変わって、三橋さんの顔は途端に険しいものに変わり、「佐川」と低い声で彼を呼んだ。
「ンなことしなくていいんだ、佐川」
「そうだぞ。返してこい」
『佐川さん、あんな奴らに一銭も払う必要ないですよ。』
「……」
「佐川くん？」
佐川さんは目に涙をためながら、「俺たちは、アンタたちとは違ェんだよ……」と声を震わせた。
「俺たちは、アンタたちみてぇに強くねえんだ……毎日毎日、怯えながら生活したくねえ！それに、アンタたちが傷付くのも、見たくねえ。頼む、払わせてくれよ……」
「……佐川くんが、怒った」
『佐川さん……』
普段からあまり怒ることのない佐川さんが、初めて私たちに怒りをぶつけてくれたような気がした。
三橋さんと伊藤さんも流石に堪えたのか、「行くか」と顔を見合わせた。
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麻衣(プロフ) - 伊藤落ちがいいです！ (2021年5月24日 6時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - んきゃああああああああああああ///な、何ですか俺の女になれって！最高すぎますよ///これからもがんばって下さいっ（＊/＾＾＊/） (2018年12月24日 15時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
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