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貴方.
「A、足が曲がってるわよ！もっと真っ直ぐ伸ばして！」
『はい！』
ジャンプは、二回転までなら恐れずに跳ぶことができるようになった。驚異の回復力だと言われたけれど、それでも三回転は怖くて跳べない。
成功率も質もかなり悪いし、構成に入れるとしたら一つか二つくらい……
満知子先生の叱咤激励を背中に、もう一度ステップを踏み直す。そんな私の周りを、昌磨や草太が滑っていく。
「……まあ、それくらいね。身体冷やさないように、少し休みなさい」
『はい！』
満知子先生の言葉を聞いてからリンクを離れると、私の後ろを着いてくる昌磨たち。
「久し振りに滑ってみて、どう？」と聞いてくる草太に、「まあまあ」と笑って見せた。
『美穂子先生に振り付けしてもらうなんて、もう叶わないと思ってたから……嬉しい、凄く。』
「その曲、何となくAに合ってると思う」
「……あ、俺もそれ思ってた」
『ほんと？』
スケートから離れていたあの時間を歌っているような、某映画の挿入歌、「Never Enough」
何年振りかも分からない演技がこの曲で良かったと、直感だけどそう思う。
二人にもそう言ってもらえたから、余計に。
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星原(プロフ) - ななさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです（ ; ; ）今後ともよろしくお願いします！ (2018年11月14日 18時) (
レス) id: 7b61f158ca (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続きが楽しみです。更新お待ちしております(^-^) (2018年10月16日 13時) (レス) id: 240f4ab893 (このIDを非表示/違反報告)
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