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20. ページ20
昌磨.
「A、おはよ」
『おはよう、草太……昌磨さん、』
「おはよう、」
気まずそうな顔をしながら、俺にも笑顔を向けてくれるA。
「学校は？」と聞くと、「今日は昼からなんです」と前と変わらない答えを返してくれた。
「じゃあ、俺、そろそろ休憩終わるから……」
「そっか。頑張ってね、草太」
「Aもな。昌磨くん、また！」
「ありがとう、草太くん」
草太くんが滑って行ってしまうと、お互いに何も話すことがなくなって黙り込んでしまう。
無言の時間がキツい……前までは、それさえも何となく安心できていたはずなのに。
何か話さないと、そう思って考えても、何も浮かばない……
『……あ、あの、私、グランプリシリーズの、カナダ大会に着いて行くことになったから』
「そうなの？」
『そう……だから、そのときでもいいですか、話すの、』
「！」
少し声を震わせながら、それでもちゃんと俺の目を見てそう言ってくれたA。
「ずっと待ってるから、焦らなくていいから」と俺なりの言葉で伝えると、Aはほんの少し微笑んで、そして頷いた。
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星原(プロフ) - ななさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです（ ; ; ）今後ともよろしくお願いします！ (2018年11月14日 18時) (
レス) id: 7b61f158ca (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続きが楽しみです。更新お待ちしております(^-^) (2018年10月16日 13時) (レス) id: 240f4ab893 (このIDを非表示/違反報告)
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