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貴方.



『昌磨さん!お疲れ様です!凄かったです!』

「ありがとう」

『後半が特に辛いはずなのに、そこでまとめ上げてくるのか流石です。見てて感動しました!』




ご褒美が思い付かなかったので、とりあえず、と褒めちぎると、案の定私を怪しむような目線を向けられる。
「嘘じゃないですよ?!」と慌てて伝えると、昌磨さんは口元を緩めた。




「何か考えてるんだろ。素直に言っといた方が身の為だけど?」

『よくもまあ人を悪者のように……』

「A?」




そのくりっくりの丸い瞳に見つめられちゃ、このまま嘘を突き通す訳にもいかない。
ずるいんだよなあ、圧倒的に可愛い容姿を持った人は、本当に強いから……




『ご褒美がよく分からないから、聞かれる前に感想を言っておこうと思ったんです……未だに分からないので、もう好きなことしてください』

「好きなこと?」

『はい、もう何でもします。お金も多めに持ってきたし、飲み物くらいなら……』




そう言って財布を確認しようとすると、急に目の前が暗くなる。あったかくて、ほんの少し重い。




『っえええ、待って、どういうことですか?!昌磨さん?!』

「うるさい」

『何がしたいのか全く分かりません!』

「分かってるだろ。癒されたかったの」

『ハ、ハグなんて美穂子先生と何回でも出来るでしょ?』

「Aがいい」




私の肩に顎を乗せると、そう呟く。
逃げられないように背中に回された腕は、力が強くて、いくら可愛らしくても昌磨さんも男の人なんだなあ、と思わされる。

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星原(プロフ) - ななさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです( ; ; )今後ともよろしくお願いします! (2018年11月14日 18時) (レス) id: 7b61f158ca (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続きが楽しみです。更新お待ちしております(^-^) (2018年10月16日 13時) (レス) id: 240f4ab893 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星原 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年10月14日 23時

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