雰囲気？？ ページ20
ASide
「──────えーと、周ちゃんこれ！セットにする！！」
「─────ん。これお釣り」
私は暫くメニューとにらめっこしてからお金と共に注文する。
「テイクアウトでいい？」
「うん！お願いしまーす」
「いつも忙しそうだよね。俺なら絶対無理」
「まぁ放課後でも良いんだけどさぁ早く家に帰ってリンとリオに会いたいから！」
「それはわかるかも」
私は眠たそうな周ちゃんと会話をしてクラスに戻る。
午前中の授業が終わると片付けも程々に学食で頼んでいたものを受け取り生徒会室に入る。
「あれ、珍しいね？二人が居るなんて」
「明日可が仕事を溜め込んでいたから僕はその見張りだよ」
「俺は逃げないって！」
「脱走常習犯が言っても説得力の欠けらも無いよね」
私は明日可をからかいながらお昼を食べて書類を片付ける。
───────眠たい。
程よくお腹も満たされ、暖かい木漏れ日が直接当たる私の席は寝るには最適な場所なんだよねぇ
「そう言えば」
「ん？」
「周ちゃんとAって似てるよな」
「そう？」
「なんて言うか………………雰囲気？眠たそうな時は特に！」
書類整理に飽きた明日可がそんな突拍子も無いことを言い、それで私もさっき学食であった周ちゃんを思い出す。
柔らかそうな猫毛にいつも眠たそうな表情。優しくて柔らかい声。
────────似てる？？どの辺が？
私が困惑してると一が少し私を見つめて何となく頷く。
「雰囲気は少し似ているかもしれないね。Aは器用だし」
「えー？そうかなぁ？あんまりわかんないや！」
私は言いながら少し、周ちゃんの事を考えた。
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まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月29日 23時) (
レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
天海奏(プロフ) - 耕さん» ありがとうございます！ ご期待に添えるかはわかりませんが頑張ります！ (2018年10月28日 11時) (レス) id: 359d526c7e (このIDを非表示/違反報告)
耕 - とても面白いです！ 続きが気になります！ 更新頑張って下さい！ (2018年10月28日 11時) (レス) id: 4345401185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秦夜 | 作成日時：2018年10月27日 8時
