番外編《初めてのクリスマス》 ページ18
ASide。
「寝たかな?」
私はそっとマグカップをテーブルに置く。
「もう寝たんじゃないか?」
私は目の前に座って缶ビールを開けるお父さんに一つ頷く。
さっきまではクリスマスパーティーでリンとリオが居ることからお酒が飲めなかったと言いながら缶ビール片手に小さいラッピングされた袋を私に差し出す。
「それは母さんと俺からな。Aのだ」
「いいの?」
「一応母さんが言ってたお前が欲しがっていたものらしいけどな」
「ありがとう!」
「早く行ってこい。サンタさん」
私はそっとプレゼントを持って部屋の扉を開ける。中は真っ暗で物音ひとつしない。
そっとリンとリオの寝ているベットに近づくと二匹はお互いに手を伸ばして握ったまま眠っていた。
「─────────」
私が絵本をそっと置いた時、リオの小さな声が聞こえた。
その声は小さくて聞き取れなかったけど、リオの顔は幸せそうで私はそっと2匹の頭を撫でる。
「メリークリスマス。リン、リオ。」
私が言うとそれに反応したように二匹の尻尾が小さく揺れた。
[朝]
「A!見てみて!!欲しいって言ってた絵本がねあったの!!」
「へー!良かったね!リンもリオもいい子にしてたからサンタさんが来てくれたんだね」
「私たちプレゼント貰ったことないからとっても嬉しいな」
「僕も、嬉しい……………」
私は二匹の頭を撫でる。
「最高のプレゼントだ!!」
私にとってのプレゼントはリンとリオの何にも変え難い笑顔でした。
[作者から]読まなくても大丈夫です!!
メリークリスマスです!!最近は体調が不安定だったために更新が止まってました!!
ごめんなさい!
次回からのお話は既存キャラ達とわちゃわちゃさせたいな………………
遅くなりましたが読んでくださった方、ありがとうございます!
これからも文才の無い私ですが頑張っていきます!!
コメントとか、評価とかしてくれた方はありがとうございます!
期待に添えるかは別として何かこんなのやったら可愛いなぁとかあったら教えてくれるとありがたいです!!
それでは、まだ早いですが良いお年を!!来年もよろしくお願いします!!!
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まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月29日 23時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
天海奏(プロフ) - 耕さん» ありがとうございます! ご期待に添えるかはわかりませんが頑張ります! (2018年10月28日 11時) (レス) id: 359d526c7e (このIDを非表示/違反報告)
耕 - とても面白いです! 続きが気になります! 更新頑張って下さい! (2018年10月28日 11時) (レス) id: 4345401185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:秦夜 | 作成日時:2018年10月27日 8時