トリップしてからのやりたい事 ページ18
───────
『ねえ、皆はさ、僕の事、どう思ってる？さっきも言ったけど、僕はこの世界の人間ではない。そして、この世界は僕が居た世界では漫画として、存在する。だから、貴方達のことはある程度は知っている。バラされたく無い秘密があることも．．．だから、この際、教えてくれませんか？この世界ではイレギュラーな僕をどんなふうに思っているのかが気になるんですよ』
私がそう喋ってた後、長い､本当に長い沈黙があった。そして、この思い沈黙を破ってくれたのは沖矢さんとコナン君だった
コナン「僕は､今正直に言うと、とってもビックリしてる。理由は化学では証明できない何かが今俺の目の前で起こってるから」
沖矢「そうですね。僕も、コナンくんと一緒だよ。でも、一つだけ言えるのはAさんは、僕達と同じで、誰にも言えない悲しい秘密を持っているということ。．．．そうですよね？」
その二人の話を聞くと、安室さんも銃を下ろしてくれた。出来ればホルスターまでしまって欲しいけど、まだそこまで信用してくれた訳では無いんだろう
・ ・ ・ まぁいい
銃を降ろしてくれただけでもありがたい
『お二人共、有難うございます。悲しいのは悲しいんですけど､そこまで隠し通せるような技術は僕には無いですし、もう、半分以上喋っちゃいましたけどね』
そうやって少しだけ笑ってみる。今、私はどんな表情をしているんだろう。今、ちゃんと笑えているのかな？私、ここでちゃんと生活していけるのかな？お母さん､お父さん､私、ちゃんと笑えてる？．．．会いたいよ。皆に会いたい。久しぶりに、皆で仲良く遊びに行って、外食に行って、綺麗な夕日を見ながら家に帰って．．．そんな生活に戻りたいよ。．．．でも、仕方ないよね。こんなことになるなんて、誰にも分からないし、想像すらできないんだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珠貴鈴蘭(プロフ) - これからも頑張って更新するので、宜しくお願いします！ (2020年5月17日 16時) (
レス) id: 2dbcb46943 (このIDを非表示/違反報告)
珠貴鈴蘭(プロフ) - 有難うございます！ (2020年5月17日 16時) (レス) id: 2dbcb46943 (このIDを非表示/違反報告)
累 - とっても面白い作品なので頑張ってください！ 更新待ってます！ (2020年5月15日 16時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珠貴鈴蘭 | 作成日時：2020年3月31日 15時
