プロローグ ページ1
ある日、誰にも使われずに廃工場となった場所でマフィア同士の銃撃戦が繰り広げられていた
ダンッ！ダンッ！ズガガガガガ！！ガーンッ！ジャキンッ！ガーンッ！
・・・幾多の銃声がする中、1人だけ銃声が遠く聞こえるところで佇んでいる少女がいた
よく見ると、足元には血溜まりができており、力なくダランと垂れ下がった左手からもポタポタと赤い雫が滴り落ちていた
その少女の目の前には真っ赤に染った地面の上に倒れているひとりの男の子がいた
少女は止血をすることも忘れて倒れている男の子を見つめていると、後ろから一人の女が現れた
？「任務完了よ。お疲れ様。貴方には酷だけれど…これで貴方の組織の中での階級が上がったわ
記念に私からバッジをつけてあげる。あなたみたいな優秀な人が居なくなると思うと残念だけれど…。
とにかく、昇級、任務の完遂、おめでとう、A。そして、サヨウナラ」
そう言って女は立ち尽くす少女の後頭部に銃口を押し付ける
すると、今まで黙っていた少女が口を開いた
『任務、完了……
そうね…
確かに完遂したわね。そして、私のただ1人の姉であり、この組織のボスでもある貴方とお別れするのは私も悲しいわ
でも、その方がいいわね
………最も、悲しみと別れの涙は血で染まってしまうけど
サヨウナラ、ボス。生まれ変わったら、又あなたの元で働いてあげるわ』
そう話し終えた後に、後頭部につけられていた銃がパンッ！と発砲音を出し、Aと呼ばれた女の子はその場に倒れた
少女を殺した女はその場を去っていった
倒れた少女の足元には真っ赤に染まった１輪の小さな花が咲いているのみ・・・その少女の死に悲しむ者は何処にも、誰も居なかった
これは女ボスであり、実の姉でもあった女に殺された少女の物語である・・・
前に書いてたヤツのアカウントが消えてしまったのでまた新しく作り直しました。こっちをメインに進めていく予定なのでよろしくお願いします！
(※パクリではございません。)
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珠貴鈴蘭(プロフ) - これからも頑張って更新するので、宜しくお願いします！ (2020年5月17日 16時) (
レス) id: 2dbcb46943 (このIDを非表示/違反報告)
珠貴鈴蘭(プロフ) - 有難うございます！ (2020年5月17日 16時) (レス) id: 2dbcb46943 (このIDを非表示/違反報告)
累 - とっても面白い作品なので頑張ってください！ 更新待ってます！ (2020年5月15日 16時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠貴鈴蘭 | 作成日時：2020年3月31日 15時
