５懐かしい景色 ページ5
A｢私はAと言います。｣
ス｢Aと言うのか。素敵な名前だね。｣ニコッ
A｢っ！/////｣
褒めただけなのに目を逸らされてしまう。頬や耳を見れば微かに赤いのが分かった。
ス｢…大丈夫？熱でもあるのかい？｣
何も知らない僕は、自分の額とAの額を合わせる。
A｢なっ！？/////｣
ス｢熱は無いようだけど、暫くは身体を休ませていた方が良い。｣
A｢…でも、スナフキンさんだけじゃなく、厶ーミンさん達にも迷惑がかかってしまうのでは？｣
ス｢何も心配する必要はない。厶ーミン達は、誰が来ても大歓迎さ。さっきも凄く心配してくれていたから。｣
A｢そう…ですか。｣
ぐぅ〜…
A｢ぁ…/////｣
Aは更に顔を真っ赤にさせお腹を抱える。
ス｢ふふっ、お腹は正直だね。｣
A｢…ごめんなさい。｣
ス｢今、厶ーミンママに頼んで作ってもらうから。何か食べたいものはあるかい？｣
A｢いえ、食べ物なら何でも…。｣
ス｢そうか。じゃあ、ここで待ってて。｣
部屋出て厶ーミンママのいる一階へと降りる。
〜A(side)〜
スナフキンさんの優しさに初めての感情を抱いた。これは…恋？初めて会ったばかりだから変に思われるかもしれないけど、スナフキンさんの一つ一つの言動にときめかない女性はいないはず。
ガチャッ
A｢っ…｣
広々とした窓を開ければ、昨日と同じ光景が目に映る。厶ーミン谷の木々や花も風に揺られ楽しそうに踊っていた。
A｢本当に素敵な場所ね…。｣
ス｢…A？｣
A｢っ！スナフキンさん。｣
ス｢外なんか眺めてどうしたんだい？｣
お盆を丸テーブルの上に置き私の側に寄る。
A｢あまりにもそっくりなんです。故郷の景色と厶ーミン谷の景色が…。｣
ス｢景色がかい？｣
もう一度景色に目を向けると、スナフキンさんも同じように景色を眺める。
…
〜厶ーミン(side)〜
厶｢上から楽しそうな声が聞こえてこない？｣
フ｢確かに。…と言うことは、目が覚めたのかもしれないわ！｣
ミ｢あたし、見に行って来る！｣
ミイは走って二階へと向かった。
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レモン(プロフ) - ナツミさん» 表紙がなく寂しかったので載せました。お褒めの言葉をありがとうございます！ (2019年1月3日 22時) (
レス) id: 9cd8897f84 (このIDを非表示/違反報告)
ナツミ(プロフ) - おお…、作品の挿絵(みたいなの？？)が…！絵が可愛い…字も綺麗ですね…(羨ましいです) (2019年1月3日 22時) (レス) id: 09d1cb65ac (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ナツミ。さん» ありがとうございます！ (2018年12月31日 11時) (レス) id: 9cd8897f84 (このIDを非表示/違反報告)
ナツミ。(プロフ) - 文面がかなり好みです…！無理のない程度に頑張ってください！ (2018年12月31日 11時) (レス) id: 09d1cb65ac (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ナツミ。さん» 全然気にしてませんので大丈夫ですよ。 (2018年12月27日 21時) (レス) id: 9cd8897f84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン | 作成日時：2018年12月27日 17時
