52話 ページ12
俺は校長室を出た。
校長室から少し離れたところまで来てその場でしゃがんだ。
貴『ﾊｧｯ……ﾊｧｯ…ﾊｧｯ………ﾊｧｯ…』
苦しい
──｢怖い｣
──｢バケモノ｣
──｢近づくな｣
貴『ﾋｭｯ──』
──｢お〰え〰〰か〰〰こじ〰〰い〰！｣
──｢か〰さ〰〰〰ん〰〰ば〰〰で〰！｣
貴『ﾊｧｯ……！ﾊｧｯ…ﾊｧｯ……！』
マスクに息がこもり、暑くなってマスクを取る。
昔の記憶が蘇った。
俺の汗か、涙か、どっちだかわからないが床に落ちる。
｢……無命少年…？｣
後ろから声が聞こえた。
ヤバいっ……！
俺はすぐにマスクして涙と汗を拭い、声の方を見た。
そこにはガリガリな…骸骨っぽい人がいた
……誰だ？
？｢あっ……(やばい、マッスルフォームじゃなかった!!)｣
骸骨みたいな人が焦り始めた。
金髪に……目元が見えない……
もしかして…
俺は震えた手で頑張ってあの人の名前を書いた
貴【オールマイト？】
？｢…これは私の失態だね。無命少年の言う通り、私はオールマイトだ｣
オールマイト……
オ｢驚いただろう？｣
確かに驚いた。
オ｢本当の姿がこんなので…絶望した？｣
そう言うオールマイトに俺はすぐに首を振った。
絶望何かしない。
貴【何で絶望しなきゃいけないんですか？
あなたはあなたでしょう。】
そう書いて見せればオールマイトは驚いていた。
貴【あなたはNO.1のヒーローのオールマイト。
どんな姿だろうが、あなたはオールマイトでしょう？違いますか？】
オ｢いや……無命少年は正しい。
あ、私がこんな姿なのは秘密にしてね。
いや、私のことはどうでもいいんだ。
無命少年。何かあった？さっきすごく辛そうだったけど……｣
あ…見られたんだ……
貴【何もないですよ。さっき校長先生と話してて緊張がどっと取れたんです。】
オ｢そんなに……あっ、待って無命少年！｣
俺はオールマイトの言葉を聞かずにその場から離れた。
もう、何も聞かないでくれ。
するといつものムキムキのオールマイトが俺の目の前に現れた
オ｢待ってよ…本当に何があったの？｣
オールマイトってたまにしつこい時あるよな←
貴【本当に何もないです。もし、あったとしてもあなたには関係ないですよ。
授業に遅れるので失礼します】
そう書いてオールマイトに渡してオールマイトから逃げた。
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ねぇ疲れた(プロフ) - オチは耳郎ちゃんを希望します。自分のペースでいいのでこれからも更新頑張ってください。応援しております (2020年12月7日 15時) (
レス) id: fe38c11ad0 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 爆発三太郎がいいです！！！ (2020年1月13日 20時) (レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル - 男子落ちとかってないですか (2019年11月12日 15時) (レス) id: 5132aba8d3 (このIDを非表示/違反報告)
くそにーと。 - 相澤先生がいいです (2019年8月17日 0時) (レス) id: 2d296ea432 (このIDを非表示/違反報告)
なーにゃーにゃ(プロフ) - めうさん» ご指摘ありがとうございます！訂正しました！ (2019年4月27日 15時) (レス) id: 945d24afeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーにゃーにゃ | 作成日時：2018年10月11日 17時
