40話 ページ41
_______________が
貴『あ、ごめん。やっぱり次の試合見るね。』
向かう途中で思い出したわ。
確か次は切島くんと桜紅ちゃん。
少し気になるのよね…
貴『お茶子ちゃんに伝えておいて。頑張れって』
緑｢うん！わかった！｣
そう言ってデクは控え室に、私は応援席に戻った。
プ《普通科猫又桜紅！
対！
ヒーロー科切島鋭児郎！
START！》
ちょうど始まったらしい。
切｢普通科から2人ってすげーな！
だけどよ、やっぱヒーロー科だから負けてらんねえんだわ！悪ぃけど、俺はここで勝つ!!!｣
猫｢……切島鋭児郎くん。個性は硬化。
結田付中学校出身。10月16日生まれ。
身長170cmのO型。出身地は千葉県。
好きなものは硬派なものと肉。｣
桜紅ちゃんはつらつらと切島くんの個人情報を言い始めた。
切｢はっ……｣
そんな桜紅ちゃんに目を見開く切島くん。
猫｢私の個性です。見た人の個人情報が見えます。
怖いですよね……こんな個性でよくいじめられました…。猫又っていう名字なのに…こんな個性なんです…。
私、ヒーロー科の入試にも受けたんです。
その時にアナタに会ったことがあります。まァ…入試の時と今のアナタは見た目が違うんですけど。｣
切｢っ!!?｣
猫｢私はアナタに救けられたんです。
やっぱり、アナタを見た時に思いました。
こんな個性でヒーローになんかなれないって。
アナタみたいな立派な個性じゃないとできないんだって｣
切｢っ…諦めてんじゃねえよ!!
お前のその個性だって！個人情報がわかるんだろ？
敵の情報を手に入れ、個性や名前わかるんだろ？｣
猫｢ただ、それだけなんですよ。
他のヒーローにその情報を伝えることしかできない。自分で、敵を捕まえたり、人を救けたり、守れないんです。
私の個性はただの情報を手に入れるための"道具"。
アナタにはわからないですよ。ヒーローになりたくてもなれない私の気持ちが。
でもですね！ある人が私にもう一つの個性をくれたんです！｣
桜紅ちゃんのお尻からは太くてフワフワした尻尾が4つ。頭には耳も生えていた。
猫｢見てください！立派な尻尾と耳でしょう？
名字と似たような個性をくれたんです！｣
そう言ってニコッと笑った桜紅ちゃん。
猫｢私はその人に恩返しがしたいんです。
体育祭…アナタに勝って、強くなったって所を見せたいんです！
だから…負けてください。切島鋭児郎くん。｣
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り - カタカナ口調わろた (2023年2月17日 21時) (
レス) id: 5f3f56845f (このIDを非表示/違反報告)
さぎり - ハルトマンの少女妖怪さん» それなwww相澤先生がやられた時の夢主に吹いてしまったwコロス…ブッコロスwww (2019年6月5日 20時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この小説好きです！投稿頑張ってください！ (2019年4月2日 16時) (レス) id: c319594b2b (このIDを非表示/違反報告)
ハルトマンの少女妖怪 - めっちゃ「ふふっ」て言うやん (2018年10月30日 21時) (レス) id: b04a06705b (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ - この作品ｽｯｯｺﾞｲ好みです!!有難うございます！<(_ _)>ﾍﾟｺﾘﾝｺﾞ更新頑張って下さい！ヽ(´▽`*)ゝ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 40ae86f18b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーにゃーにゃ | 作成日時：2018年8月4日 16時
