32話 ページ33
心｢おまえは…恵まれてて良いよなァ、緑谷出久。
振りむいてそのまま、場外まで歩いていけ｣
デクは振り向いて歩き出した。
プ《ああ──！緑谷！ジュージュン!!》
心操人使。
"個性"｢洗脳｣…。
彼の問いかけに答えた者は洗脳スイッチが入り、彼の言いなりになってしまうの。
本人にその気がなければ洗脳スイッチは入らないわ。
普通にやり合えば勝つのはデクね。
"洗脳"さえ攻略出来ていれば…何にせよ…………
決着は早いわね──…
心｢わかんないだろうけど…こんな"個性"でも夢見ちゃうんだよ。さァ、負けてくれ｣
すると、凄い音が聞こえた。
緑｢っ……!!!ハア！ハア…！ハア…｣
プ《──────これは…緑谷!!とどまったああ!!?》
指が…暴発させて洗脳を解いたのね……！
尾｢すげえ…無茶を…！｣
でも……何で_______________
心｢何で…体の自由はきかないハズだ、何したんだ！｣
このような状況は焦りは禁物。
常に冷静にいないと。
普通科だからこういうことは学ばないのだけれど…
デクは口を手で抑え、心操くんに答えないようにしていた。
心｢なんとか言えよ。｣
また口を開かせないと心操くんは勝てない。
デクは優雅から聞いていた。
さっきまでの考えは変わって、もう心操くんが勝つことは難しいかもしれない……。
もうネタ割れした…
心｢〰〰〰…！指動かすだけでそんな威力か、羨ましいよ！
俺はこんな"個性"のおかげでスタートから遅れちまったよ。
恵まれた人間にはわかんないだろ。
誂え向きの"個性"に生まれて望む場所へ行ける奴らにはよ!!｣
デクは心操くんを押した。
心｢なんか言えよ！｣
心操くんはデクを殴る。
緑｢ぁああ!!!｣
心｢押し出す気か？フザけたことを…！
おまえが出ろよ!!｣
緑｢んぬあああああ!!｣
爆｢あ｣
デクは心操くんの腕を掴んで背負い投げをした。
そして心操くんの足は場外に出た。
ミ｢心操くん場外!!
緑谷くん、二回戦進出!!｣
デクが勝って、心操くんが負けた。
前半ではこうなるなんて思いもしなかった。
……さすがだなぁ。
プ《二回戦進出!!緑谷出久──!!》
…やっぱ、あーゆーの見ちゃうと…
──｢片腕ないけど、そんな奴がヒーローなれるなんて、バカだと思わないか？｣
……私はヒーローに向いてないんじゃないか、なんて。
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り - カタカナ口調わろた (2023年2月17日 21時) (
レス) id: 5f3f56845f (このIDを非表示/違反報告)
さぎり - ハルトマンの少女妖怪さん» それなwww相澤先生がやられた時の夢主に吹いてしまったwコロス…ブッコロスwww (2019年6月5日 20時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この小説好きです！投稿頑張ってください！ (2019年4月2日 16時) (レス) id: c319594b2b (このIDを非表示/違反報告)
ハルトマンの少女妖怪 - めっちゃ「ふふっ」て言うやん (2018年10月30日 21時) (レス) id: b04a06705b (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ - この作品ｽｯｯｺﾞｲ好みです!!有難うございます！<(_ _)>ﾍﾟｺﾘﾝｺﾞ更新頑張って下さい！ヽ(´▽`*)ゝ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 40ae86f18b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーにゃーにゃ | 作成日時：2018年8月4日 16時
