39話 ページ40
澤「よし!確実に1点ずつ返していこう!次のサーブは──あ゙っ」
─よりによって──
このタイミングで─
翔陽のサーブ…!!
澤「日向リラックス!」
日「(サーブミスは即失点…コレをミスったら1セット目が終わる…!)」
田「影山!…
影「俺に言われてもわかんないっスよ!」
日「(絶対ヘマすんな…!影山の前でヘマしたら下げられる!!おちつけ!!大丈夫、大丈夫、大(()」
ピ──ッ
日「ひっ!!」
ドッ…
日「(あ゙っ!?ヤバイッ手にちゃんと当たって無──…)」
バチコーン!!
翔陽の打ったサーブは飛雄の後頭部に勢い良く当たった
……嘘だろ
日「(──や、やってしまった)」
ピピ──ッ
これで1セット終了。
澤「(ヤバイッ影山が──…キレる…!!)
ま、待て影山!気持ちはわかるが抑えるんだ!」
影「──…まだ…何も言ってませんけど」
菅「(まずい!1セット落としたってことよりもここで皆ピリピリして日向が更に畏縮したら終わりだ…!
影山はともかく他の連中まで日向責めたりすんなよ…!)」
田、月「「──…」」
田「…ぶ
ォハーッ!!ぅオイ後頭部大丈夫か!!!」
月「ナイス後頭部!!」
爆笑する龍と蛍。
菅「!?煽るのもダメだっつーの!!」
澤「ヤメロお前らっ」
マジで煽るのが一番ダメ!!!
日「(やってしまった)」
ゆらり…と飛雄は翔陽の方を向き歩き出す
澤「あっオイ影山っ」
日「まままま待て話せばわかるっっ」
飛雄は翔陽の目の前でひたりと止まった
影「…………………………………………お前さ」
日「ッ…………ハイ」
影「一体何にビビってそんなに緊張してんの??
相手がデカイこと…?初めての練習試合だから…?」
日「………………」
ダラダラと汗を流す翔陽
飛雄は自分の後頭部をスパァン!と叩いた
影「俺の後頭部にサーブをブチ込む以上に恐いことって──…
なに?」
日「──…とくにおもいあたりません」
影「じゃあ、もう緊張する理由は無いよなあ!
もうやっちまったもんなあ!一番恐いこと!」
何回も自分の後頭部を叩く飛雄に少し恐怖を感じてる僕だ
絵で描いたような笑った顔はマジでホラーだ飛雄←
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ハザキ - 目次の上にある文ですが『閉まってくれ』ではなく『仕舞ってくれ』というのが正しいかな……? (2019年6月2日 21時) (レス) id: 600f9d1492 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - とてもおもしろいです。更新待っています( ´ ▽ ` ) (2019年4月1日 17時) (レス) id: 8383f70739 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 早く合宿とか他校の絡みをみたいです。これからも頑張ってください (2019年3月22日 1時) (レス) id: 9d28606b1e (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - とても面白いです (2019年2月26日 23時) (レス) id: 723e571874 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華籠(プロフ) - な、なーにゃーにゃ様のハイキュー小説だと!?好き×好きで幸せすぎる!更新頑張ってください!(感涙) (2019年2月18日 21時) (レス) id: f63bba6551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーにゃーにゃ | 作成日時:2019年2月18日 20時