27話 ページ28
澤｢確かに理解不能だよなぁ。
他人を100%信じるなんてそうできることじゃないもんな。しかも"因縁の相手"なのにな｣
月｢………｣
日｢くそっ、上手くいかねーっ｣
日向は頬を擦る
大丈夫そうだな
日｢(…でも、さっきの手応え
ボールの芯を捉えた時の手に伝わる"重み"
大好きな感触。もう一回、もう一回、)｣
影｢(もう一回、丁寧に。
スパイカーが最大限力を発揮できるトスを。)｣
山口のサーブ
田｢オーライ！任せろ!!｣
龍がレシーブで影山にボールを上げる
影｢ナイスレシーブ！｣
月｢どうせまた
日向がネットに向かって走る
月｢!?山口!!お前も来い!!2枚で止める!!｣
山｢!!｣
日｢(…"壁")｣
──影｢いいか、打ち抜けないなら、｣
日｢("躱す")｣
日向は月島たちが立っている位置から反対側へ移動した
月｢!?｣
｢!?えっ!?何だ!?今の何!?｣
日｢(｢せーの｣で跳んで長身の選手より高さで劣るなら"1cm"を、"1mm"を、｢1秒｣速く
そうすれば、いまこの瞬間だけ、ここがいちばん高い場所。
─目の前にたちはだかる高い高い壁。
その向こうはどんな眺めだろうか。
どんな風に見えるのだろうか。
おれ独りでは決して見ることのできない。
これが
頂の景色)｣
日向がスパイクを打った
ブロックされることなく
日､影｢｢─オシ!!!｣｣
……この2人は烏野の最強の武器になりそうだな
______________________________
影｢(感覚を研ぎ澄ませ
ボール･ブロッカー･スパイカー
あらゆる動きを見逃すな
完璧なタイミングで、
影山が上げたトスのボールは日向の手にドンピシャだった
山｢うわっ｣
｢！…また…！また決まったすげぇぇ!!｣
木｢……！ひっくり返した…！1セット先取まであと1点…！｣
24対23か…
菅｢トスの精度が…すごい勢いで増していく…！
(最初は…強烈なサーブとか"王様"って異名からなんとなく凄い奴なんだろうと思ってたけどそういう事じゃないんだ。…これが
これが"セッター"として本領を発揮した影山…!!
…でも)｣
日｢うほほはァァァイ!!｣
菅｢(それを引っ張り出したのは日向なんだよなあ)｣
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ハザキ - 目次の上にある文ですが『閉まってくれ』ではなく『仕舞ってくれ』というのが正しいかな……？ (2019年6月2日 21時) (
レス) id: 600f9d1492 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - とてもおもしろいです。更新待っています( ´ ▽ ` ) (2019年4月1日 17時) (レス) id: 8383f70739 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 早く合宿とか他校の絡みをみたいです。これからも頑張ってください (2019年3月22日 1時) (レス) id: 9d28606b1e (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - とても面白いです (2019年2月26日 23時) (レス) id: 723e571874 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華籠(プロフ) - な、なーにゃーにゃ様のハイキュー小説だと！？好き×好きで幸せすぎる！更新頑張ってください！（感涙） (2019年2月18日 21時) (レス) id: f63bba6551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーにゃーにゃ | 作成日時：2019年2月18日 20時
