2話 ページ3
北一が22で雪ヶ丘が7か…
「上がった!」
「翔ちゃん!」
「日向さん!」
コレは…無理かな
ドドッ
「ああっ…」
田「あいたーっ、また捕まったーっ!!
でも、あの1番ギュンギュン動くなァ!!色々ヘタクソだけど!
あれで身長があればなぁぁ!!」
澤「うん、後は…雪ヶ丘中にちゃんとしたセッターが居たら、あの1番ももっと活きるんだろうけどなあ」
菅「うん…」
貴『でも、初心者寄集めみてえなメンバーで支えてるよあの1番。逆に─
影山は周りの恵まれた面子をイマイチ活かしきれてねえよな。影山
独りで戦ってるみてえだ』
ピッ
「くっ…」
影「もっと速く!!」
「!チッ」
ダメだなコリャ…
「今日も相変わらずのムチャブリトスだな…」
「相手のブロックなんて居ないも同然なのに何をマジになってんだよ…」
影「!じゃあお前らが本気でやるのはいつだよ!?決勝か!?」
ピ──ッ
「止せ!試合中だ!」
影「……」
そうそう、落ち着け落ち着け
ドッ
「うわっ」
レシーブミスか…
「おっし、またサービスエース!」
影「まだだ!」
ボールを追いかける雪ヶ丘の1番
「いや〰そのボールは無理でしょ〰」
影「…………」
「アレはムリだろー」
ポンッ
ズベ──ッ
ガンッ
ボールはとれず、1番はひっくり返った
「うわ痛そーっ」
「ガンバるねェ〰!」
ピッ
「これで北川第一マッチポイント!!
雪ヶ丘崖っぷちだ!!」
日「くっそォ〰」
「あのっ…スミマセン僕…」
日「ゴメン次はとる!」
「!ぁ…あのっ…!」
日「?」
「け…怪我とかしちゃってもアレだし…………正直…勝てる相手じゃないし……なんで…そこまで……」
日「えっ!!?」
そんなの単純なこと
「…そりゃそうだ。後輩にあんな事言われちゃって…」
「でも確かになんでおそこまで…俺なら戦意喪失するなー」
どんなに難しいボールでも、追う理由はひとつ
日「え──っと…えぇ〰?
よくわかんないけど…でも…」
まだコートにボールは落ちていないから
どんな劣勢だろうが戦い続ける理由はひとつ
日「まだ、負けてないよ?」
まだ、負けていないから
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ハザキ - 目次の上にある文ですが『閉まってくれ』ではなく『仕舞ってくれ』というのが正しいかな……? (2019年6月2日 21時) (レス) id: 600f9d1492 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - とてもおもしろいです。更新待っています( ´ ▽ ` ) (2019年4月1日 17時) (レス) id: 8383f70739 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 早く合宿とか他校の絡みをみたいです。これからも頑張ってください (2019年3月22日 1時) (レス) id: 9d28606b1e (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - とても面白いです (2019年2月26日 23時) (レス) id: 723e571874 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華籠(プロフ) - な、なーにゃーにゃ様のハイキュー小説だと!?好き×好きで幸せすぎる!更新頑張ってください!(感涙) (2019年2月18日 21時) (レス) id: f63bba6551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーにゃーにゃ | 作成日時:2019年2月18日 20時