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もう一個 ページ9
でもやっぱり恥ずかしいものは
恥ずかしくて
1度目のキスが終わって
また顔が近づいてきて
神宮寺くんの口に手を当てて止める
｢...ストップ｣
『何』
｢...恥ずかしい｣
『慣れて』
そう言って口に当ててる
あたしの手を握って
その手にキスを落としていく
『ねえ』
神宮寺くんは
すごく真剣で
でもすごく優しい声で
あたしを抱きしめて
『もう一個の
クリスマスプレゼント』
耳元で囁かれて体がゾクゾクする
『俺をもらってください』
返事なんて聞かずに
ベッドに降ろされて
深く
でも
優しく
神宮寺くんは
愛してくれた
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作者名：みかん | 作成日時：2018年12月29日 21時
