空き教室 ページ5
『A、はい』
教室に入るなり
葉菜はおしるこをくれた
「...ごめん、さっき」
『大丈夫だよ』
そう言って笑った葉菜
『これ、先輩から』
「...え」
『先輩からの伝言で
神宮寺と廉が迷惑かけてごめんねって
それから
待ってるって_______________』
おしるこをながめる
迷惑かけてごめんね?
なんで岸先輩が謝るの?
「...ちょっと行ってくる」
そう言って学校中、岸先輩を探した
着いたのは空き教室
そこには
「...神宮寺、先輩」
神宮寺先輩と岸先輩が話していた
扉の少し横の壁に背もたれて待っていた
なのに
『A』
右を向くと廉くんが不思議そうな顔で
こっちを見ていた
『何してるん』
目を逸らして首を横に振る
『...なぁ』
そう言いかけたところで
先輩たちの足音が近づく
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みかん(プロフ) - 夏実さん» ありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 23時) (レス) id: b8b2e5eb96 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - この作品大好きです (2018年12月10日 21時) (レス) id: c961c52559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2018年12月10日 9時