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袖口 ページ35
『ごめんね、プレッシャーかけちゃった』
そう言って後頭部を撫でてくれた
『泣きな泣きな
ずっとここにいるよ』
子供のように泣いた
先輩は何も言わずにずっと
背中をリズムよくﾄﾝﾄﾝしてくれたり
頭を髪の毛にそって撫でてくれたり
ずっとこの時が続けばいいのにって
思った_______________
指定された、体育館の袖口に集まった
緊張のあまり深呼吸を何度もしてしまう
｢...｣
『A』
｢ん？｣
『頑張ろうね』
選ばれる保証は無い
でも
先輩の目に焼き付けられるように
ベストを尽くそう
そう思ってもう一度深呼吸をする
『ではコンテスト出場者の皆さん
今から説明致します』
委員会の人が私たちにメガホンで話す
『いまカーテンを閉めてますので
1年生から前の列に並んでください
1番上の4列目には4年生が
並ぶようにお願いします』
1年生の私達は最後に並ぶことになった
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みかん(プロフ) - 夏実さん» ありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 23時) (
レス) id: b8b2e5eb96 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - この作品大好きです (2018年12月10日 21時) (レス) id: c961c52559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2018年12月10日 9時
