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また ページ12
｢...な、何言って｣
ほら
また
私は
マスクを被る
廉くんを好きな私の顔のマスクを被る
でも
彼には
嘘がお見通しだったみたい
『...廉のこと、神宮寺として見てるでしょ？』
｢...ぇ｣
『...』
｢...何言ってるんですか、
そんな訳ないじゃないですか｣
そう言って背を向けて扉を開こうとすると
『...いつまで』
｢...え｣
振り返る
『いつまで、廉と付き合うの』
｢...｣
何も答えられない
『...廉と、そんな偽りの関係でいいの？』
｢...｣
『神宮寺は？』
先輩は言葉を続ける
『神宮寺は、どうするの』
先輩の言葉は辛そうだった
でも
深呼吸して先輩の方に向き直った
｢...私は、廉くんを好きになるって決めたんです
たとえ、誰に何言われても
私は廉くんの所にいます｣
そう言うと
『...なんだそれ』
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みかん(プロフ) - 夏実さん» ありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 23時) (
レス) id: b8b2e5eb96 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - この作品大好きです (2018年12月10日 21時) (レス) id: c961c52559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2018年12月10日 9時
