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校門 ページ47
あれから
廉くんに会うことは無くて
ホッとしてる自分と
寂しい気持ちが募る自分がいた
しょうがない
しょうがないんだ
そう言い聞かせて校門に近づくと
3人くらいの
ヤンキーに絡まれた
『ねえ、姉ちゃん
遊ぼうよ』
『めちゃくちゃ楽しいところ知ってるんだよね』
｢...いえ、結構です｣
そう言っても前をどいてくれるはずがない
少し後ろに下がると
結んでいた髪の毛をほどかれた
｢！！！｣
『姉ちゃん、めちゃくちゃ可愛い』
『行こうぜ』
そう言って腕を掴まれる
抵抗しても力で勝つはずがない
｢やめてｯ！！！！｣
すると
後ろから手が回ってきて肩を後ろに引っ張られた
『おい
触んなや』
聞き慣れた関西弁
どうして
廉くん_______________
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作者名：みかん | 作成日時：2018年12月1日 18時
