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廉くん ページ46
移動教室中
｢...ぁ｣
『...』
廉くん_______________
挨拶、した方がいいのかな
少し戸惑っていた
でも
『れーん！！』
『おわっ』
『ねえねえ今日あたしの相手してよ』
『あー、』
そう言ってあたしを見る
『分かった後でな』
『やったぁ！後でね！』
｢...｣
噂は聞いてたけど
ほんとだったんだな
なにガッカリしてんだろ
なんでこんなに胸が締め付けられるんだろ
横を通り過ぎようとしたら
『なあ』
｢...｣
立ち止まって気づかれないように
深呼吸をする
『...元気しとった？』
縦に頷く
『...あれから、何もされとらん？』
｢...｣
廉くんを見て頷く
『...そっか、、、よかった』
大好きなあの笑顔で笑う廉くん
そのまま次の教室に向かった
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作者名：みかん | 作成日時：2018年12月1日 18時
