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嘘つき ページ36
『食べないの？
じゃあ』
｢だ、ダメ！！！｣
『じゃあ食べて(笑)』
もぐもぐとクレープを食べる
｢...んで｣
『ん？』
｢そんなに、優しくするんですか、、私に｣
そう言うと
『(笑)
気になる？』
｢いや、別に｣
嘘、気になる
『...クレープ奢ったり、
昨日みたいに家まで送ったり
そんなことAちゃんにしかしないよ』
また
嘘、つくの？
｢...き｣
『...え？』
｢せ、先輩の嘘つきぃ...｣
言っちゃダメ
そう思ってるのに
口が動く
｢だって、先輩
他の子にしないって
言ってたのに
今日の朝
他の子に頭をポンポンしたりしてた
あたしだけって言ってたのに｣
勝手に妬いて
小さい子みたいに泣く
あぁ
確信した
先輩のこと好きみたいじゃなくて
好きなんだ_______________。
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作者名：みかん | 作成日時：2018年12月1日 18時
