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部屋 ページ29

「なんで、こんなことするんですか」

『まだ言うか(笑)』



部屋まてま運んでくれた先輩



「...」

『心配じゃん』

「...嘘つき」



そう言って布団にくるまる



『嘘じゃないよ』



ベットに腰掛けた先輩は

頭を布団越しにポンポンされる

それが異様に安心しちゃって

涙がポロポロ出てきた



『...よしよし』



布団から顔を出す



『まーた泣いてる』



そう言って親指で涙を拭き取る先輩



『怖かった?』

「...怖かった、です」

『廉がいてよかった』

「...」



その言葉に固まる



『おいで』



そう言って腕を広げる先輩



「...」



硬直してると



『(笑)

ほーら』



そう言って起こされてそのまま抱きしめられる



「...」

『こんなこと、Aちゃんにしかしないから』

好き→←最低だ



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作者名:みかん | 作成日時:2018年12月1日 18時

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