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渋谷で大きく載るポスター
彼氏のはずなのに
遠い
「…」
ガラス越しに眺めるモニター
無意識にガラスに手を置いていた
「…どうして、こんなに遠いんだろう」
少し俯いてボソッと呟く
『お姉さん』
声のする方を向いた
目がくりくりして
茶髪で
マスクをしてる男の子が立っていた
「…え」
『これ、お姉さんの?』
そう言うとハンカチを渡された
ポケットから落ちたのかな
「…あ、私のです」
そう言うと
微笑んだ
『KAT-TUN、好きなんですか?』
King&Princeが流れていたはずのモニターが
いつの間にかKAT-TUNに変わっていた
「あ、いや」
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作者名:みかん | 作成日時:2019年5月6日 0時