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煉獄様ともあろう方なら、今まで数多くの縁談や出会いもあったはず。
それでも、それらしい噂は耳にしたことがない。
もちろん私はそこまで鬼殺隊の方々と近しい身分ではないから、
そういった話がすべて入ってくるかと言われればそうではないけれど。
だけど、音柱様に奥様が3人いらっしゃることや恋柱様と蛇柱様が互いに慕い合っているらしいことは知っている。
そんな中でも、この煉獄様だけは、一切そういった話を聞かない。
てっきり私は、煉獄様が鬼殺の任務に専念するためにそういった存在を作らない主義なのだと思っていた。
だけど私に求婚してきたことから見て、そういうわけではないらしい。
ではなぜ。
他の方ではなく、私を選んだのだろう。
杏「俺にもわからん！」
「え」
わからん？？
そんなことある？？
恋は理屈じゃないって言うけど、こういうところが好きになったとか、ないの？？
杏「だが君を見たとき、思ったんだ。“ あぁ、俺はこの人と生涯をともにするのだ ” と。」
「！！」
杏「どこに惚れた、何に惹かれたなど、説明しろと言われたら困ってしまう。すまない。だが君を好いていることは確かだ！」
真っ直ぐに、突き刺すような、だけど柔らかくて温かくて、優しい。
初めて会ったときと同じ。この人の目に囚われたら、私は逃げられない。
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まゆ(プロフ) - うわぁん〜・゜・(つД｀)・゜・涙が止まらないです〜！！心臓がキューってなります！煉獄さんと夢主さん幸せになりますように！これからも更新楽しみにしてます！お待ちしております！(^-^)/ (2021年9月23日 23時) (
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作者名：おつき。 | 作成日時：2021年6月2日 21時
