俺達の海賊物語 (ページ25)

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25・兄弟ページ25

レオside

「ふぁぁ～…」

いててて…すっげぇ体痛い…

ゴキッ

「ぁぁあぁああ！痛い痛っ！え、痛い！なに！」
ローズ「レオ、うるさいよ！ちょっとは黙って寝て…あ、起きたのかい。ちょっと待ってなトーヤ呼んでくるから」

え、待ってローズさん？俺の痛いという言葉は無視ですかい？
まぁ、いいか。いや…よくない。痛いわ。ふっつうに痛いわ。

「なんだこりゃ。」
トーヤ「にいちゃん！！おはよう！」
「おう！！はよっ、てかそんな時間じゃない…か。」
トーヤ「うん、そう…だね」

うん。沈黙がやべぇ。
そういや、こいつと別れる前喧嘩してたんだよなぁ。
今考えると、俺も大人気なかったか…

俺は静かにトーヤの頭に手を持っていく。

ワシャワシャ

トーヤ「にいちゃん？」

こいつ髪伸びたか…すっげぇ髪の量増えてるし撫で心地最高だろ

ワシャワシャ

トーヤ「んー…//にいちゃんそろそろやめない…？」
「なぁ…トーヤ。」

俺はトーヤの撫でるのをやめてくれという声を聞かずトーヤの頭を撫でていた

トーヤ「な、なに？」
「喧嘩。した時言いすぎて悪かった。」
トーヤ「……………」
「俺、あの時カッとなって強く言いすぎた…」

トーヤ「……………」
「トーヤ…？」
トーヤは泣いていた。

「トーヤ！？」
俺は焦ってしまい、すぐトーヤを抱きしめた
トーヤ「俺も…ごめんね。にいちゃんのこと『大嫌い』って言ってごめん…。さっき大嫌いってにいちゃんに改めて言われた時ほんとに辛かった…にいちゃんもこんな気持ちだったんだって…ほんとにごめん…」
「いいよ、トーヤ。許したげる。だからトーヤも俺のこと許してくれる？」
トーヤ「うっ…ん…許す。」
「ありがとう。」

俺は強くトーヤを抱きしめた。

「てか、もう泣きやめよー、トーヤ。」
トーヤ「だってぇぇえ！にいちゃんが…にいちゃんがぁぁあ」
「ははは、にいちゃんはもうお前の隣にいるからな。」

こう言った俺はトーヤのでこにキスをしてみた

トーヤ「…っ！///
にいちゃん、ほんとにだめだから、かっこよすぎるから」
「ははは、そんな反応見せてくれる、トーヤがやっぱ昔っから好き((ニッ」

トーヤと久しぶりに話して楽しかったなぁ….