眠ってる間に ページ1
眠っていた俺の耳に歌とスッスッと何かを擦るような音が聞こえた
空いてる教室の窓際の席。窓からちょうど太陽の光がかかっていて「いい所見つけた!!」と思い座って外を見てたらいつの間にか寝ていた
部活とかで使ってて邪魔になってるんじゃと思い、起きようとした時、カチャカチャとした音の後にガラっと教室を出ていく音が聞こえた
えっ!ここ使ってたんじゃねぇーの?
さっきまで聞こえてた、優しい子守り歌のような歌がタッタッと駆けていく靴音にかわって遠く離れていき、起き上がった俺は頭にハテナマークを浮かべた
どっかで聞いたことのあるような歌だったけど、どこだっけ?あーあ、さっきのすっげー寝やすい歌だったのになぁ〜と、ちょっと残念に思いながら俺は二度寝を決め込むことにした
…………
ゆさゆさと体をゆらされて俺は起こされた。覚醒してない目に金髪と黒髪、茶髪がうつった
「光太!ほら、起きろ!」
「やっと起きたな」
「
ん……最終下校時刻…………は?……うわ!やっべー!!
教室の時計を見るともう6時になっていて、窓の外の景色が寝る前の青空とは一変して、赤と青と紫になっていた
「マジか!」
「マジだわ!あんた見つかんなかったから
「あ、龍生スマン!」
「ん」
俺は龍生からカバンを受け取り、4人大急ぎで学校を出て、帰り道についた。てか、外さみぃ〜!
「にしても高等部の教室かぁ〜、どーりで見つからないはずだ」
「ふふん!どーだ!」
「『どーだ!』っじゃねぇーわ!」
「俺達、体育館で練習するためにバスケ部が使い終るの残って待ってたろ?」
「おう」
「それで時間潰そ〜ってなって、光太が何故か『隠れんぼしようぜ』って言って何故か隠れんぼする事になったんだよねぇ〜」
「ああ」
「んで鬼が私になって、最初に」
「俺だな」
「そう!龍生捕まえて、次に」
「俺だねぇ〜」
「
「……寝てました」
「体育館開く時間になったからさすがに来るだろって思ってたのにさぁ〜!?」
「秋、龍生、大和……本当にスマン!!」
…………
俺達は幼なじみで、この4人に後1人居るんだだけどその5人が当たり前。『5人兄弟』って学校で例えられるほど俺達は仲が良くて、中等部で有名なんだぜ!
……それにしても昼間の歌どっかで聞いたような
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作者名:甘味 | 作成日時:2017年3月16日 18時