検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:313 hit

眠ってる間に ページ1

眠っていた俺の耳に歌とスッスッと何かを擦るような音が聞こえた

空いてる教室の窓際の席。窓からちょうど太陽の光がかかっていて「いい所見つけた!!」と思い座って外を見てたらいつの間にか寝ていた

部活とかで使ってて邪魔になってるんじゃと思い、起きようとした時、カチャカチャとした音の後にガラっと教室を出ていく音が聞こえた

えっ!ここ使ってたんじゃねぇーの?

さっきまで聞こえてた、優しい子守り歌のような歌がタッタッと駆けていく靴音にかわって遠く離れていき、起き上がった俺は頭にハテナマークを浮かべた

どっかで聞いたことのあるような歌だったけど、どこだっけ?あーあ、さっきのすっげー寝やすい歌だったのになぁ〜と、ちょっと残念に思いながら俺は二度寝を決め込むことにした

…………

ゆさゆさと体をゆらされて俺は起こされた。覚醒してない目に金髪と黒髪、茶髪がうつった

「光太!ほら、起きろ!」

「やっと起きたな」

日向(ひゅうが)、最終下校時刻だよ〜」

ん……最終下校時刻…………は?……うわ!やっべー!!

教室の時計を見るともう6時になっていて、窓の外の景色が寝る前の青空とは一変して、赤と青と紫になっていた

「マジか!」

「マジだわ!あんた見つかんなかったから龍生(たつき)に荷物取りに行ってもらったんだよ!」

「あ、龍生スマン!」

「ん」

俺は龍生からカバンを受け取り、4人大急ぎで学校を出て、帰り道についた。てか、外さみぃ〜!

「にしても高等部の教室かぁ〜、どーりで見つからないはずだ」

「ふふん!どーだ!」

「『どーだ!』っじゃねぇーわ!」

「俺達、体育館で練習するためにバスケ部が使い終るの残って待ってたろ?」

「おう」

「それで時間潰そ〜ってなって、光太が何故か『隠れんぼしようぜ』って言って何故か隠れんぼする事になったんだよねぇ〜」

「ああ」

「んで鬼が私になって、最初に」

「俺だな」

「そう!龍生捕まえて、次に」

「俺だねぇ〜」

大和(やまと)で、んで最後のあんたが!?」

「……寝てました」

「体育館開く時間になったからさすがに来るだろって思ってたのにさぁ〜!?」

「秋、龍生、大和……本当にスマン!!」

…………

俺達は幼なじみで、この4人に後1人居るんだだけどその5人が当たり前。『5人兄弟』って学校で例えられるほど俺達は仲が良くて、中等部で有名なんだぜ!

……それにしても昼間の歌どっかで聞いたような

桜間学園中等部3年の始まり→


ラッキーアイテム

卵焼き

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:学生物 , ファンタジー , 小説 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:甘味 | 作成日時:2017年3月16日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。