fifty-four ページ4
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春千夜「落ち着いたか?」
『うん、もう平気』
鶴蝶が1人混乱してるのを見てたら
涙は止まっていた
『ごめんね、春千夜。鶴蝶もごめんなさい』
鶴蝶「いやいや、俺は全然平気だけど。蘭の事本気で好きなの?」
『そうみたい』
へへっと笑ってみせる
春千夜「お前マジ馬鹿だよな。なんでよりにもよってあのクソな方選ぶんだよ」
『自分でもわかんないよ』
ハァとため息をつきながらも雑に頭を撫でてくれる春千夜
私だって出来るならもっとまともな人好きになりたかった
でも蘭の事が好きで好きで仕方ないんだもん
その時ガチャと扉が開く音がして全員ドアの方を見る
竜胆が戻ってきたのだ
竜胆「A。本当にごめんな」
下を向いて凄く申し訳なさそうな顔で立っている
『竜胆は悪くないよ、悪いのはあたしだから。気にしないで』
ようやく顔を少しあげた竜胆と目が合う
竜胆「泣いてた、?」
目が腫れてるのか、竜胆に直ぐにバレる
『少しだけね』
春千夜「少しじゃねぇだろ、大泣きしやがって。てめぇのクソ兄貴に言っとけ、次Aを泣かしたらスクラップにらすんぞって」
春千夜は竜胆を睨みつける
また俯く竜胆
竜胆「兄ちゃんさ、恋したことないんだわ」
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れな(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2023年1月26日 7時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ!ルール違反になるので、外したほうがいいと思います。 (2023年1月16日 15時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーこ | 作成日時:2023年1月16日 1時