同じ布団で(立花仙蔵) ページ7
真夜中
『失礼しま〜す…立花先輩、起きてますか?』
仙「…なんだ、こんな真夜中に…」
『その、一緒に寝てもいいですか?』
仙「はぁ!?」←一気に目が覚めた
思わず大声をあげて毛布を飛ばし、
目の前で正座している後輩を見る。
仙「そもそもなぜ一緒に寝るとか言うんだ…」
『そんなの私が聞きたいですよ!
でも罰ゲームなんで…』
仙「罰ゲーム?」
『はい、今日寝る前に5年生みんなで集まって
ゲームしたんです。』
Aからの話はこうだ。
まず、5年生で集まり、すごろくをしたらしい。
なんでもAが偶然押し入れから見つけたらしく、
懐かしいと思いほかの5年生を誘った。
しかし、どこかの変装名人が負けた奴には罰ゲーム
というのを作ったらしくみんなで乗っかった。
そして、見事に負けたのがAということだった。
『罰ゲームの内容が自分の委員会の委員長と
寝るというものなので…』
仙「話はわかった。。だが、なぜ断らなかったんだ…」
『約束は破っちゃダメだと両親から教わったので』
当たり前のような顔でそう答える。
いやたしかに当たり前だが、なぜその内容ので
断ろうと思わないんだ?!
『じゃあ、入りますね!
おやすみなさいです!立花先輩!』
仙「お前…!」
追い出そうとする前にAは既に寝息を
たてていた。
『むにゃむにゃ( ¯꒳¯ )ᐝ』
仙「…世話のかかる後輩だな。」
仕方ないため結局そのまま寝かせてやった。
仙「全く、鉢屋…覚えてろよ」
後日
文「おい仙蔵!なぜA土寝ているんだ!
忍者の3禁だぞ!」
仙「私じゃなく鉢屋に言うんだな」
〜〜
三「ちゃんと実行したのか?
まぁあの立花先輩だから追い出されただろうが…」
『うん!ちゃんと一緒に寝てきたよ!
立花先輩優しいよね〜!』
三「え、追い出されなかったのか…?」
※この後、三郎は文次郎に怒られたのだった。
┈┈┈┈
今回の作者風メインのスタートを切ったのは
立花仙蔵でした!
先輩と寝るなんて作者にはできません。
仙「普通はそうだろう。」
ですよねー…。
仙「でも前までは他の人とでも大丈夫だったのに
どうしてだ?」
寝言がすごく多いのと、毛布を蹴飛ばす頻度が
高いと言われ恥ずかしかったからです。
仙「それは恥ずかしいな…」
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こたつ猫(プロフ) - ポチさん» 紅葉の短編集の方では話数的に書けないので続編の青空短編集の方ではリクエストできます (1月12日 18時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - リクエスト出来ますか? (1月12日 15時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます! (1月6日 9時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。ホッペスリスリの話読みまし 1年生達皆可愛いですよね。凄く面白いです。次回作も楽しみにしています。 (1月6日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - まりまりまりおさん» ありがとうございます!兄弟の構成はなんとなくのイメージで決めたのでもしイメージと違ったらすみません…! (1月4日 19時) (レス) @page45 id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたつ猫 | 作成日時:2023年9月26日 20時